この機会に本紙が言いたいのは、木原事件を巡っては、警察はダメだが、検察は期待出来るとの見方もあるが、当然ながら、検察も国家権力装置の一部で、自民党の復権、小沢首相誕生の芽も当時は現実味があったなか、政治絡みとなるとなおさらまともな捜査をしないことがあるということだ。
「どういう経緯か失念したが、確かに、小沢さんを支持していた私も当時、喜田村弁護士に永田町の有名うなぎ屋で会った。田代弁護士?5億5,000万円も請求するのは、文春に対する恫喝であると共に自分のカネ儲けだろう。喜田村氏はジャニーズ問題でも文春を勝利に導いている。文春の取材力といい、喜田村氏有利では。ただ、裁判所のマスコミ報道に対する姿勢は近年ますます厳しく、疑惑ではダメで、当事者でないと無理というほど完璧に真実であることを証明しないと勝てなくなってきている点は気になるが」(当時の関係者)
一方、今回、たまたま本紙が得た情報とは、昨年10月段階で、松本の性加害疑惑の件を耳にしていた人物に会ったこと。
その者は芸能情報に詳しいのだが、それは多くの芸能人とつきあいがあり、今回の件でいえば、松本とも親交があるお笑い芸人から直に聞いていたからとのこと。実名掲載は断られたが、芸能界に疎い本紙でもわかるほど、かつてはTVに出まくっていたM。何しろ、その世界ではケチで有名な松本に、未だにかなりの借金をしているという。そして、さらに興味深いことに、その昨年10月の段階で、松本はその疑惑が表面化したら「芸能界を辞める」と言っていると聞かされていたと言う。
松本は今回提訴に当たり、報じられているような性的行為や、その強要はないと主張し、全面的に争うようだが、「辞める」=「性的行為や強要があった」からではないか?何か状況の変化があったのだろうか。
※『アクセスジャーナル・メルマガ版』2024年2月5日号の一部を抜粋。その他、同号では以下の記事も掲載しています。初月無料でお読みになりたい方はぜひご登録下さい。
- 「イメージ ワン」の島岡社長追放にみずほ銀弁護士が関与!?
- <新連載>福賀中の兜町アンダーワールド(4)「『データセクション』など4仕手銘柄の動き」
- パー券裏金問題などどこ吹く風──元凶・安倍元首相地元子飼い政治家2人が、続けて資金集めパーティー、後援会発足式
- 本紙・山岡が過去再三指摘──立花孝志が詐欺疑惑弁護士とタッグを組むと表明(「LED高速通信」)
この記事の著者・アクセスジャーナルさんのメルマガ
『アクセスジャーナル・メルマガ版』2月号の人気記事
※2024年2月中に 初月無料の定期購読手続きを完了すると、以下の記事をすぐに読めます。
2024年2月配信分
- アクセスジャーナルNO.728(2024年2月5日)イメージワン島岡社長追放にみずほ銀行弁護士が関与か(2/5)
image by: Tonio Vega, CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons