データが語る、日本の「失われた30年」の終わり
中国では2023年7~9月に、外資の中国投資が初めてマイナスになりました。1998年以来のことです。
● 外資系企業が次々と中国に見切りをつけるワケ 海外からの直接投資が「初めてマイナス」に
しかも中国では2023年7月に反スパイ法が施行され、恣意的な懸念による社員などの摘発強化を懸念する企業も少なくありません。
すなわち、中国は再び毛沢東の文革時代に戻ろうとしているわけです。
● 日本企業〝中国撤退〟反スパイ法施行1カ月の惨状 日系企業の高度技術「丸裸」「強奪」要求 意的な摘発・拘束の脅威
私は、日本の「失われた30年」がついに終わるとともに、今度は中国が「失われた30年」に突入するのではないかと考えています。そう考えるエコノミストも少なくありません。
日本が再び輝きを取り戻す。中国の没落とともに、ライジングサンの時代が再びやってくる。現在はその始まりに過ぎないと思っています。
【関連】「中国を売り、日本を買う」と世界は決めた。日本経済と株価の黄金時代が間もなく到来する訳
この記事の著者・黄文雄さんのメルマガ
最新刊
『中華思想の正体と行方 中国の恐ろしい未来』
好評発売中!
image by: leungchopan / Shutterstock.com
※ 本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2024年2月28日号の一部抜粋です。初月無料の定期購読のほか、1ヶ月単位でバックナンバーをご購入いただけます(1ヶ月分:税込660円)。
初月無料購読ですぐ読める! 2月配信済みバックナンバー
- 復活する日本、「失われた30年」に沈む中国/生きづらさの大国・中国という病(2/28)
- 中国の秘密警察関係者逮捕と自衛隊の靖国参拝問題/総統選挙後、中国の台湾への嫌がらせがエスカレート(2/21)
- 儒教の呪縛による急速な少子化が、中国経済を破壊する/いつまでもスポーツマンシップが理解出来ない中国(2/14)
- 「新たな質の生産力」生産性があるのは習近平の造語力だけ/頼清徳新総統で加速する中国の嫌がらせにどう対処するか(2/7)
こちらも必読! 月単位で購入できるバックナンバー
※ 初月無料の定期購読手続きを完了後、各月バックナンバーをお求めください。
2024年1月配信分
- 地図すら検閲、中国には「共産党礼賛の自由」しかない/中国の閉塞感と台湾の未来(1/31)
- 世界は日中経済の逆転を知っている/国内経済の衰退が止まらない中国の実態(1/25)
- やっぱり親中派が後押しした頼清徳の勝利/頼清徳当選に焦る中国(1/17)
- またもや海外が驚嘆、日本人の忍耐強さと規律正しさ/今度の総統選挙は歴史の転換点となる(1/10)
- 大晦日を祝うことすら恐れる習近平/「日本の不幸を喜ぶ中国人」が中国共産党に危険視され始めた(1/3)
2023年12月配信分
- 世論調査捏造で三度墓穴を掘る中国/毛沢東礼賛で人民締め付けを加速させる習近平(12/27)
- 中国の恫喝でますます強まる日台の絆/台湾の文化を守り続ける誠品書店、新たな展開(12/20)
- 「日本人お断り」は容認、「中国人お断り」に怒る人たち/総統選挙を前に中国のスパイ工作が続々明らかに(12/13)
- 中国が民主活動化に強いる恐ろしい洗脳と恫喝/中国で爆発的に流行する呼吸器系疾患は日本でも流行するか(12/6)
2023年11月配信分
- 海外と大違い! 中国スパイに対する日本の異常な危機感のなさ/史上初、日本資本の映画が金馬奨作品賞に(11/29)
- 止まらない中国離れ、断交も厭わないアルゼンチン新大統領/フェイクニュースで米台離間、台湾人の意気を挫くフェイクニュースが乱立(11/22)
- 「文字獄」の中国では全ての日本人がスパイ容疑で摘発の可能性がある/誇り高き日本精神はどこへ行った(11/15)
- 崩壊が止まらない一帯一路と求められる日本の覚悟/台湾総統選挙をめぐる中国の情報戦の実態把握は日本にも有益(11/8)
- 「李克強の死」への不信感が広がりつつある中国国内で何が起こるか/台湾半導体大手が進出、宮城は第二の熊本になるか(11/1)









