現代アートを極めていたら、マタギの嫁になっていた。ウソのような本当のお話

Vintage,Hunter,Walks,The,Forest,Road.,Rifle,Hunter,Silhouetted,In
 

現代アート作家がマタギと結婚し、移住してみたらどんな生活になるのか? 無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の著者である土井英司さんが今回紹介するのは、そんな漫画のような現実のお話です。人生を楽しむためのヒントがたくさん書かれている一冊です。

【タイトル勝ち】⇒『現代アートを続けていたら、いつのまにかマタギの嫁になっていた』

71rOeLlAMnL._SL1500_

現代アートを続けていたら、いつのまにかマタギの嫁になっていた

大滝ジュンコ・著 山と渓谷社

こんにちは、土井英司です。

本日ご紹介する一冊は、たまたまXで存在を知り、タイトルに惹かれて思わず買ってしまった本。

読んでみたら、どうやら移住の本だったようです。

著者の大滝ジュンコさんは、埼玉県坂戸市生まれ。東北芸術工科大学工芸コースを卒業し、同学院実験芸術領域(現複合芸術領域)を修了した方で、卒業後は、現代アート作家として国内外で活動されています。

長崎県波佐見町ギャラリー「モンネポルト」の代表、富山県氷見市アートNPO「ヒミング」のアートマネージャーを務めており、山形新聞、長崎新聞、月刊「望星」でも連載を持っているそうです。

本書は、そんな著者が2014年に友人の誘いで山熊田(新潟県村上市)のマタギとの飲み会に参加、その後縁あって同地に嫁ぐという、衝撃の移住体験を綴ったものです。

大谷翔平選手の結婚発表があったばかりで、世間では決断する「潔さ」みたいなものが取り上げられていますが、著者がお婆さんに言われた、「おめさん、ここさ来る気はあるか?」の一言は衝撃ですね(笑)。

著者は最初答えに困ったといいますが、それでも一年後、嫁いだというから、なかなか現代アーティスト、パンクですね(笑)。

著者が現地で学んだ生きる知恵や教訓が紹介されており、移住希望者はもちろん、そうでない方にも、刺激となる内容です。

基本、移住日記なので、自己啓発的に書かれているわけではありませんが、意識して読めば、生きるための知恵や教訓が得られると思います。

人生を変えるヒントやきっかけが欲しい、と考える方には、面白い一冊ではないでしょうか。

print
いま読まれてます

  • 現代アートを極めていたら、マタギの嫁になっていた。ウソのような本当のお話
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け