接客員がお客様に対して「絶対に思ってはいけないこと」って何?

 

販売員がやるべきことは、勝手に「売れない、やってくれない」と決めつけることではなくて、お客様にきちんと魅力を伝えることです。

それでどう判断されるかはお客様次第の話なのですから、こちら側で決めつけて良いものでもないんですね。

最初から売れないと決めつけている人の提案は、聞くに耐えません。

「どうせ売れない」という気持ちがありありと透けてしまっているので、説明も雑だし、提案にもなっていない。

逆にそういう決めつけがない人はきちんと魅力的に伝えてくれるので、そんなつもりがなかったとしても「あぁ、なんか良さそうだな」と感じやすくもなります。

だからほんの少しずつでも売り上げが上がったり、日に一人ずつでも会員が増えていくのです。

こうした地道な努力の積み重ねで後に大きな売り上げを作れたり、顧客数の増加につながっていくのが接客販売のおもしろいところでもあります。

自分の感覚だけで勝手に決めつけて紹介をしていないなんてことはないでしょうか?

場合によってはお客様ご自身も、「そんなに良いのがあるのにどうして教えてくれなかったの?」なんてことになる場合もあります。

そうさせないためにも勝手な決めつけは排除して、やるべきことをやりましょう。

今日の質問&トレーニングです。

1)自店で強化商品やメンバーズ登録など、なるべく多くのお客様にご案内したいことはどんなことですか?

2)それらを「どうせ売れない」などと決めつけずに全スタッフが提案するには、どんな意識づけが必要ですか?

image by: Shutterstock.com

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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