50歳以降の「残り時間」は体感たった15年。後悔しない“時間の使い方”は?

 

さっそく、気になるポイントを赤ペンチェックしてみましょう。

多忙は記憶を消していく

時間が不足する原因の多くは、「役割の時間」に時間をとられすぎていること

スペシャルな毎日よりもパーフェクトな1日を

時間のポートフォリオを円グラフにすると、自分がどういう時間を過ごしているかが「見える化」します

「やらないといけないこと」をまずは「やって楽しい」に変換できないか

お金を幸福のために使う「幸費」という考え方

「長続きしない幸せ」は、所得や資産、社会的地位など、地位財産による幸せで、周りの人と比較することで満足感を得るもの

セリグマンが解いた持続的な5つの幸福

1 楽しい、うれしい、感謝、充実感、感激

2 時間を忘れて没頭する

3 良好な人間関係

4 人生の目的や意義

5 何かを達成する、成し遂げる

感情の乱れは自分の時間を奪っていく

時間の「イミヘン」は人生の武器になる

プロローグをつくる4つの方法

・ガマンをプロローグ化する

・ストーリーをプロローグ化する

・リサーチをプロローグ化する

・時間の蓄積をプロローグ化する

どう締めるかで時間の価値が変わる刑事ドラマのエンディングで欠かせないシーンがあります。それは、犯人がなぜそんな犯罪をしたかを、主役の刑事がドラマの後半で説明(謎解き)をするシーンです。(中略)過ごした時間に対してこの「意味付け」を行うことを、僕は「時間のエピローグ化」と呼んでいます

選択基準を決める7つの視点

視点1 後悔しないかどうか

視点2 体験価値が高いかどうか

視点3 体と心の声に従っているか

視点4 幸福度が高いかどうか

視点5 投資価値があるかどうか

視点6 人に喜んでもらえるかどうか

視点7 心地よいかどうか

自分のスケジュールに「幸福の時間」を先に入れる

中盤に出てくる、時間の価値を高める「プロローグ化」の視点と4つの方法は、著者のクリエイティブセンスが光る内容で、ここだけ読んでも十分元が取れると思いました。

「プロローグ化」と「エピローグ化」。そしてその技法。

さすが累計1300万部を企画してきたカリスマ編集者ですね。

大変勉強になりました。

ぜひ、読んでみてください。

image by: Shutterstock.com

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Amazon.co.j立ち上げに参画した元バイヤー、元読売新聞コラムニスト、元B11「ベストセラーBookV」レギュラーコメンテーター、元ラジオNIKKEIレギュラー。現在は、ビジネス書評家、著者、講演家、コンサルタントとして活動中の土井英司が、旬のビジネス書の儲かる「読みどころ」をピンポイント紹介。毎日発行、開始から既に4000号を超える殿堂入りメルマガです。テーマ:「出版/自分ブランド/独立・起業」

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【著者】 土井英司 【発行周期】 日刊

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