「そこはダメよ…」小池都知事が弱い部分を責められ「ギャー」学歴詐称でエジプトに握られた弱み 日本の国益に痛みも

 

小池百合子“容疑者”になるか?小島氏は刑事告発も辞さず

この外国特派員協会における会見で最初に質問したのは、中東向けに日本のニュースをアラビア語や英語で配信している通信社「パンオリエントニュース」のカルドン・アズハリ氏だ。

「小島さんの記事の一部を読ませていただいたが、小池都知事が学歴詐称工作をしたという証拠になるようなことは書かれていない。単にあなたの意見であり、気持ちであり、ゴシップにすぎないし、名誉棄損にもなりうる」

アズハリ氏はアラブニュース・ジャパンの記事で「小島氏はエジプト政府の評判を傷つけ、日・エジプト関係に干渉している可能性がある」と指摘している。

小島氏はこう反論した。「登場人物は4人。その4人が交わしたメールが真実だとわかっている。他の3人にも聞いたらいかがか

小島氏の告発手記に登場する4人の人物とは、小島氏のほか、小池氏のブレーンの一人でもあったジャーナリストA氏、それに当時都議をつとめていた都民ファーストの会の荒木千陽氏樋口高顕氏(現・千代田区長)である。

荒木氏と樋口氏は都議になっても小池氏の秘書のように働いていた。

小島氏は「友人のA氏とはコンタクトを取っている」とし、この件で“共闘”する姿勢を示している。

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東京都知事選は近い。小池氏が立候補するとして、もし「カイロ大学卒業」と書けば、その時点で犯罪(公職選挙法の虚偽事項公表罪)が発生し、禁固以上の刑と公民権(選挙権と被選挙権)停止の可能性がある。小島氏は刑事告発も辞さないかまえだ。

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