佐倉綾音が水瀬いのりに見せた「ドヤコンガの高み」
そんな肉フェスの直後、4月28日に開催されたのが、アニメ『五等分の花嫁』の大型イベント『五等分の花嫁 5th Anniversary EVENT in 横浜アリーナ(DAY2)』だったという。
先のネットメディア編集デスクが説明する。
「実は水瀬いのりさんは2016年、ネット上で殺害予告を受けて、出演イベントが中止になるという事件に巻き込まれたことがあるんですよ。それだけに肉フェスの『ドヤコンガコール』に得体の知れない恐ろしさを感じていた一部ファンからは、『五等分の花嫁』のイベント中に、不測の事態が起こることを危惧する声が上がっていました」
イベント主催者は、一連のドヤコンガ騒動はもちろん、前日のドヤコンガコールのことも当然把握していたことだろう。特別な緊張感をもって、この日を迎えたことは想像に難くない。
だが当日のトークで、誰もが想像だにしていなかった「事件」が起こる。
「イベントには『五等分の花嫁』の主要声優が出演し、四葉役の佐倉綾音さん、五月役の水瀬いのりさんももちろん参加しました。ところがそこであやねるが、『五月ちゃんのイメージ楽器はリコーダーとコンガ』という発言を繰り返したんです。『コンガ』はもともとキューバの民族楽器で、今ではポピュラー音楽でもよく使われるものの、ギターやピアノと比べたらマイナーな印象は否めない。なぜ今、このタイミングであやねるは『コンガ』を連呼するのか?と、当初想定していたのとはまったく別の意味で、その場の緊張が一気に高まったと聞いています」(同)
五等分の花嫁イベのあやねるがコンガって言った件、昨日のフィルコンで作曲家の人(だったっけ)が「五月のイメージ楽器はリコーダーとコンガ」って言ってたって話なので…それ以上の意味があるかは知りません。
— 不知火⚓💐📷🐚 (@SouthernCross78) April 28, 2024
ドヤコンガにネット上でディスられた側が、渦中の水瀬いのりに対し「コンガ、コンガ」と牽制球を投げる。なるほど、偶然にしては出来すぎた話ではある。では仮に意図的な「コンガ」連呼だったとして、佐倉綾音の狙いは何だったのか?
「正体不明の『ドヤコンガ』はネット上で、あやねるの声優としての技量を高く評価していました。ただ陰では『胸を盛ってる』など小学生のような悪口も言っていたんですよ。そのため、もし仮にあやねるが『ドヤコンガ=水瀬いのり』と確信しているのであれば、あれは高度な“当てこすり”だったのではないか、という見方が成り立ちます。
一方で、それとはまったく逆の見方もあります。つまり、あやねるは『ドヤコンガ=水瀬いのり』であることを確信してはいるが、それを含めてすべてを許し、愛のある“ドヤコンガいじり”をしてあげたのではないか、という見立てです。
いずれにせよ、水瀬さんにとっては一瞬のことで、ドヤコンガとして認識できないコンガだったでしょう。あやねるがいのりんにドヤコンガの高みを見せつけた格好です」(同)
どちらにしても佐倉綾音は「ドヤコンガ=水瀬いのり」を確信していたことになるのか。
それはともかくこのドヤコンガ騒動は、あの霜降り明星・粗品も「面白すぎる」「イジらせてくれませんか?」とラブコールを送っていたほど。あえてイジられることが、情勢の緊張緩和に一役買う可能性はあるかもしれない。
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