世の中は見た目とカネ?宝島さん夫妻殺害事件は「汚いものを排除、綺麗なものにこそ価値あり」という“ホワイト化社会”の証明か

Tokyo,japan,,November,25,,2011,:,A,Group,Of,Girls,Is
 

発覚から1ヶ月以上が経過するも、現在も連日のように新事実が報じられる宝島さん夫婦殺害事件。5月1日には元俳優の若山耀人容疑者が逮捕されましたが、若山容疑者が今年3月に受けていた街頭インタビューに「結局世の中、顔とお金」と答えていた姿が繰り返し報じられ、子役時代の姿を知る視聴者に衝撃を与えました。今回のメルマガ『施術家・吉田正幸の「ストレス・スルー術」』では著者の吉田さんが、そんな「顔面偏差値とカネ」を全てとする価値観を取り上げ深堀り。さらに不潔なものが排除される「ホワイト化社会」の未来について考察しています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:顔面偏差値とお金儲けという価値基準

顔面偏差値とお金儲けという価値基準

NETFLIXにて『涙の女王』が先月、16話を最後に放送が終了した。

『涙の女王』は韓国だけでなく、全世界の視聴者からも愛されたようだ。Netflixでも週間ランキングがトップ付近だった。調べると8週連続でTOP10に入り、4月中に1位~2位を行き来しながら、現在もチャートの上位圏をキープしている。

海外メディアが絶賛しているというが、実は自分は観ていない。ただ、観ていないというのは少し嘘になる。というのは観てはいないが、目の前のテレビの大画面に映り続けているから物語を追っているわけではないけれどヴィジュアルをみてしまう、という意味。ということで観たくなくともみてしまう状態。

そもそも韓国恋愛ドラマには、申し訳ないが興味がない。しかし、この『涙の女王』は一瞬、くぎ付けにされてしまった。というのも、いたって単純で画面に映っている女性があまりにもTHE“美人”なのだ。歴代最高の視聴率を記録し、新たな歴史を築いたというのもうなずけた。

美人の力は凄まじい。いやそれだけではないだろうけれどね。

タイトルも変に横文字を使うことなく、とても分かりやすい、『涙の女王』。そして、美人。

内容は財閥クィーンズグループの3代目で、“デパート業界の女王”と呼ばれるホン・ヘインと、田舎出身で“スーパーマーケットの王子”と呼ばれるペク・ヒョヌは、結婚3周年を迎えようとしていた夫婦らしい。

しかし度重なるすれ違いから離婚を検討していた矢先、ある危機が夫婦を襲う。そんな危機を二人で一緒に乗り越えるうちに、再び愛が芽生え始める……。みたいな内容らしい。

それはともかく、ホン・ヘイン役のキム・ジウォン!この人だ。北川景子を更に優しくしたヴィジュアル。

たしか以前、Yahoo!知恵袋で、制作会社で働いている回答者が、北川景子を生で見て、テレビなどよりもおったまげて腰を抜かすほど綺麗で、天女か女神かと思うほど驚愕した、と言っていたのを思い出した。

その人が、このキム・ジウォンを生で見たら腰は砕けて、異星人かと思うレベルではないだろうか(あくまでも好みあり・個人の感想です)。

思わず、「へぇ~このひと、美人だね」といったら娘が「顔面偏差値高すぎ!」と返してきた。たしかに顔の魅力度を数値化すれば、50が平均値で、それよりはるかに高いだろう。70以上は間違いない(個人感想)。

顔面偏差値と聞いて、最近の二つの事件を同時に思い出した。

一つが「那須焼損2遺体事件」、そして、「新宿タワマン殺人事件」。

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