トランプ氏の有罪評決にほくそ笑む中国の策動。アメリカ内戦勃発の破滅的シナリオを世界は回避できるか?

 

「大規模暴動からの米国内戦」をトンデモ陰謀論と笑えぬ理由

今まで、「アメリカで内戦が起こる」といえば、「トンデモ陰謀論」でした。

しかし、「バイデンが勝ったらトランプはその結果を認めない」というのは、「めちゃくちゃありそうだ」と、皆さんも思うでしょう?なぜなら、彼は2020年の選挙で、すでにそうしたからです。

次に、「大規模なデモが起こる」というのも、「あり得る」と思うでしょう。それが「大規模な暴動」に発展するのもイメージできると思います。2021年1月には、「米議会議事堂襲撃事件」が起こりました。

今回、「同じことが繰り返されない保証」はなく、「それ以上のことが起こる」可能性は十分あるのです。

では、「大規模な暴動」は内戦に転化するのか?

はっきりわかりませんが、「可能性はある」と言えるでしょう。今年のアメリカ大統領選挙は、「歴史的な選挙」になりそうです。注視していきましょう。

(無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』2024年5月31日号より一部抜粋)

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【著者】 北野幸伯 【発行周期】 不定期

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