なぜ決まっているのかわからない。思考停止のルールはただの悪でしかない

 

確かに接客業やサービス業など、お客様に接する仕事では挨拶をするのは大事なことです。

それは他の店舗ならよく理解できます。

でもプリクラ専門店で果たしてそのルールが守られるべきなのでしょうか?

それはお客様のための行動ではなくて、講師が「こうあるべき」と勝手に決めているだけのルールに過ぎません。

そんなルールには何の意味もなく、むしろお客様を減らすだけなんですよね。

何の責任も持たずにそんなことを店長に伝えるだけの仕事をするのは本当にやめてほしいと、何なら怒りすら覚えます。

実はこういう思考停止のルールって、各所に存在します。

「これはここに置く」

「この会議には必ず出席する」

などのように、各社であらゆるところに決まっているルールはあります。

その中には必要なこともたくさんありますが、なぜそうなっているかもよくわからない、「そうだと決まっているからやっている」ルールも紛れているわけです。

そうした思考停止のルールが増えるほど、誰のためにもならず無駄な時間や労力を使う犠牲者が増えてしまいます。

そして結果的にお客様にとってもデメリットとなるようなものもあるのです。

思考停止のルールは、きちんと見直す意識を持っていなければいつまでもそこに鎮座し続けます。

「昔からそうやっているから」だけでは何の理由にもなりません。

今、必要なルールを作っていきましょう。

今日の質問&トレーニングです。

1)自店で以前から存在しているルールを5つで良いので、書き出してみましょう。

2)それらのルールを1つずつ見直してみて、本当に今必要なルールになっているのか、お客様や自分たちのためのルールになっているのかもう一度確かめてみましょう。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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