やる気が出ない時に“自分で自分の背中を押す”ための「1億円テクニック」って何だ?

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やる気がでない時や、あと一歩気持ちを動かしたいけれどうまく動かせない時ってありますよね。そんな時に有効な方法をメルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』の著者で現役精神科医のゆうきゆう先生が伝授しています。これ、意外と使えるかもしれません!

今すぐ1億円がもらえるならやる?自分の心を自在に操る技術

こんにちは、ゆうきゆうです。

元気でお過ごしでしょうか?

さて皆さんは、

「何かやるべき時にやる気が湧かない…」

「もう少し頑張りたいのにうまくいかない…」

「眠くなってしまう…」

「おやつを食べたくなっちゃう…」

というように、もう一歩気持ちを動かしたいのにうまく動かせないことはありませんか?

今回はそのヒントになるようなお話をします。

■ 「1億円」で自分の心を操ろう!

それこそが「自分の心の中でちょっとした報酬をゲーム的に考える」ことです。

報酬の重要性は以前からお話していたんですけども、これを「報酬効果」と言います。

人間は、何か終わったらちょっとしたお金をもらえる、ちょっとしたご褒美をもらえる、というものがあると頑張ることができるのですが、それだけでは限界が来る時があると考えます。

いちいち適切なご褒美を考えるのが大変だったり、もしくは日常生活で用意できるご褒美が魅力的ではなくなってしまったり…。

例えば、冷蔵庫の中のケーキを「これ終わったら食べよう」というように、うまくちょうどいいものがあれば良いのですが、ケーキなんか買ってないしとか、ケーキあったけど今別にケーキ食べたい気分じゃないし…と思ってしまうこともあるでしょう。

そんな時には、架空のご褒美や架空の罰を設定して、これだったらどうしようと考えてみることが重要です。

例えば、眠いなぁと思っても一旦勉強机に向かわなきゃいけない時があったとしたら、このまま眠ってしまったら罰金1億円だとか、本当に1億円払わされてしまうとイメージをします。

人間はイメージするだけでも、気持ちが動きます。

何故なら、例えば映画や小説で感動したり泣いたり、もうそれは事実じゃない話だと分かっていてもそれに共感することはできるので、リアルに起こっているかどうかは実はあまり重要ではないです。

フィクションであっても人は感動して心を動かすことができます。

ですので、だらけてこのままだとやばい…という時に、このままだらけて朝まで行ってしまったら1億円払わされるんだ、というように自分の心が動く額だったらいくらでも良いのでそれだけ払わされて、逆にもし机に向かうことができたら1億円もらえるんだ、と常に考えてみると「それだったら行ってみよう。

1億円もらえるんだったらやるよこれくらい、この辛さぐらい行くよ」と思って行動できるのではないでしょうか。

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