人は“わざわざ”行くのが好き。山や田んぼの中のお店にビジネスチャンスがある理由

 

たとえば、山の中には……。

木綿豆腐をのせたピザを石窯で焼くパン屋さん。

窯で焼く肉料理と自家製ちまきが名物のカフェレストラン。

建設会社がサイドビジネスで行うかき氷屋さん。

店先で炭火焼き鳥を焼くお弁当屋さん。

鶏を溶岩プレートで焼いて食べる地鶏食堂。

ビーフシチューを目的に登山をする雪山の山小屋。

田んぼの中には……。

田んぼの中に車の行列ができるパン屋さん。

開店して数分で完売する、食べログ1位の餃子屋さん。

売り場面積約2500平方メートルの日本一の駄菓子屋さん。

世界に名が知られるチョコレート専門店。

郷土料理のだんご汁をメインにする食堂。

わらび餅が美味しいと評判で、モーニングについてくる喫茶店。

海鮮バーベキューができる牡蠣小屋。

このように、山の中、田んぼの中であっても、たくさんのお客さまがやって来るお店は存在します。

古い認識での飲食店の立地条件は、「人通りの多い場所」でしたが、SNS時代には無関係と言っても良いほどです。

美味しさや特徴があれば、すぐに情報は拡散され、人びとが押し寄せるようになります。

「都会へ出てひと旗」と気負う必要もなく、やりたいお店を作ることができます。

都会では埋もれてしまう可能性もありますが、田舎ならかなり目立つことは間違いありません。

都会の人間ならば、逆に山の中、田んぼの中へ入って行った方が、成功の確率は高くなるかもしれません。

ライバルが極端に少ないのですから。

image by: Shutterstock.com

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なぜ、人はモノを買いたくなるのか。欲しいという感情は、どこから生まれるのか。消費行動における人の心理を知れば、売れるモノが見えてくる。売り方がわかる。小手先のテクニックなど、いらない。人を研究すれば、やるべきことはすべてわかる。

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【著者】 佐藤きよあき(繁盛戦略コンサルタント) 【発行周期】 週刊

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