公的・私的を問わず世に数多ある資格試験。そんな中から一般のビジネスマンが働きながら目指すとするならば、どの資格を狙うべきなのでしょうか。今回のメルマガ『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』では人気コンサルの永江さんが、自身のオンラインサロンに参加する塾生もチャレンジしているというお勧めの資格を紹介。その上で、「なぜ今取るべきはこの資格なのか」について解説しています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:今最もおすすめする資格とは?
今最もおすすめする資格とは?
Question
永江さんがおすすめする資格ってありますか?大したスキルや職歴がない人におすすめの資格や勉強ってありますか?と聞かれたら永江さんならなにを勧めますか?やはり英語とかですか?
自分は37歳で年収400万なんですが、稼げない業種なのでもう+50万年収上げたいなと思っています。
永江さんからの回答
わたしが今最もおすすめしている資格は宅建(宅地建物取引士)です。
英語の資格なんて、いくら英検1級やTOEIC900点を取っていても、ネイティブレベルのビジネス英会話力がなければ実際の業務に役立たないので意味がありません。他の高収入が狙える専門資格といえば弁護士や税理士ですが、これらは法科大学院の卒業など特定の学歴要件があるため誰でも受験できるわけではないんです。
そこでわたしがおすすめするのは宅建です。宅建の何が良いかというと、まず学歴不問なこと。たとえ中卒でも受験可能で、真面目に毎日コツコツ勉強すれば3ヶ月程度で取得可能です。
今わたしのオンラインサロンの塾生も何人か10月の本試験に向けて勉強していますが、永江塾では宅建を取得し、インバウンド(訪日外国人向け)のスキルを高め、外国人向けの不動産売買に活用することを目指しています。
不動産業界では宅建資格を持っている人が多いですが、英語や営業スキルが高い人材はまだ少ないです。実は不動産業界でバリバリの営業マンって年収1,000万円を超えるプレイヤーも多いので、そこに英語力をプラスすればブローカーとして成功するチャンスは高いでしょう。
質問者さんも今の年収に満足していないなら、インバウンドの波が来ている今、将来のキャリアアップのために宅建を取得し、英語力を身に着けて副業で外国人向け不動産売買を始めるのはアリだと思います。
この記事の著者・永江一石さんのメルマガ
image by: Shutterstock.com