あんまり教えたくないけれど…「嫌な相手」と会う時の頭の中を公開します

 

もう1つは、「勝手に肩書きを取ってしまう」というものです。

どこぞの偉い人から何かを言われたりした時によく考えるのですが、

「この人がこうやって言えるのも、肩書きがあるからなんだろうな」

と、これまた自分で勝手に想像するパターンです。

これまた、自分が平常心でいられるようにするための僕なりのやり方。

相手がアレコレ言ってきても、「どうせこの人から会社の名前や肩書きが取れたら、何もできないんだろうな」と想像してしまう。

そうすると、嫌な相手でも「必死なんだな」となぜか平常心でいられるようになります。

ね?めちゃくちゃ嫌なやつでしょ?(笑)

でも僕はこういうことって意外と大事なんじゃないかと思っています。

はっきり言えば、僕なんて偉くもなんともないですし、能力だって大したものがあるとも思えません。

ですが、そうした意識のまんまで自分が精神的にきつい相手と対峙すると、本当に参ってしまうのです。

接客販売業は不特定多数の相手と接しなければならない仕事ですから、余計にしんどくなりやすい。

それで参ってしまうくらいなら、どこか自分のことは棚に上げてでも楽になる(できる)手段としてあっても良いと思うんですよ。

生きていく上、仕事をしていく上では、そのくらい図太くても誰に迷惑をかけるわけでもありません。

むしろ自分の気持ちを整えられるということであれば、それでいいと思うのです。

もちろんこうした内心が相手に届くような対応の仕方はNGです。

バカにしていると表に出すようなことをしていては、それはそれで問題が出ますし、やるべきではありません。

さらに自分が本当にできていないことを棚上げする言い訳に使うのも違います。

あくまでも自分の心の内の話で、自分を整えるためのもの。

そういう感覚で受け取ってもらえたらと。

今日の質問&トレーニングです。

1)自分が嫌いな相手や苦手な相手から不当に何かを言われて落ち込んでしまうことはありますか?

2)そんな時、どんな風に考えれば動じないでいられますか?

image by: Shutterstock.com

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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