目の前が真っ黒。いきなり「もっと貢献しないとまずい」と上司に言われた社会人5年目の男性に世界的コンサルが教える対処法

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事前に何の指摘もなく、上司から突然強い言葉で仕事ぶりを全否定される――。そんな状況に陥った際、ビジネスマンとしてどのように振る舞うのが「正解」なのでしょうか。今回のメルマガ『『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」』では、世界的なコンサルティング会社マッキンゼーで14年間もの勤務経験を持つ、ブレークスルーパートナーズ株式会社マネージングディレクターの赤羽雄二さんが、読者からの質問に答える形で対処法を伝授。併せて「自分の判断が楽になる考え方」も紹介しています。

もっと貢献しないとまずいと上司に言われました。目の前が真っ暗になって、仕事があまり手につきません。言いたいことはいろいろあるのですが、言葉になりません

Question

shitumon

社会人5年目です。もっと貢献しないとまずいと上司に言われました。これまで、プロジェクトにアサインされていても、うまく結果を出せないことが多く、自分としては気になっていました。何とかしないといけないとは思っていました。ただ、そこまではっきり言われたのは初めてで、ショックです。目の前が真っ暗になって、それ以来、仕事があまり手につきません。食欲もなく、悪いことに半年つきあっていた彼女にもあいそをつかされ、ふられてしまいました。会社や上司に対して言いたいことはいろいろあるのですが、言葉になりません。どうしたらいいのでしょうか。

赤羽さんからの回答

ご相談どうもありがとうございます。こんなことを突然言われても、困りますよね。もっと事前に課題を指摘し、課題強化の取り組みを合意して、進めていってなければ、唐突過ぎます。

気分が大変悪いとは思いますが、相談者さんのせいではないので、気を取り直して、課題にどう取り組めばいいのか、今週、来週、今月、来月のターゲットと、アクションプランを上司と確認してください。

こういうコミュニケーションをする会社・上司は、確認しようとすると、何の文句があるのかと脅してくることも普通にあります。

それに負けると苦しくなる一方です。人生がかかっているので、歯を食いしばり、負けずに聞いてください。

もしどうしても聞けないとか、聞いてもろくに教えてくれない、ということであれば、転職するしかないのかもしれません。

その場合、逃げ出したくない、自分は負けたと思いたくない、という人がときどきいます。

ただ、そう思う必要はないと考えています。よほど鈍感か、よほど強い人以外うまく機能しないやばい職場だと思ってみてください。

自分の判断が楽になります。

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ブレークスルーパートナーズ株式会社マネージングディレクター 東大工学部卒業後、コマツにてダンプトラックの開発に携わる。スタンフォード大学大学院に留学し機械工学修士、修士上級課程を修了後、マッキンゼーに入社。ソウルオフィスをゼロから立ち上げるなど、14年間活躍。その後、ブレークスルーパートナーズ株式会社を共同創業し、ベンチャー共同創業・経営支援、大企業の経営改革、経営幹部育成、新事業創出に取り組む。韓国、シンガポール、インド、ベトナムなどの企業を支援。 著書に 『ゼロ秒思考』 『速さは全てを解決する』 『瞬時に切り返す会話術』 『自己満足ではない「徹底的に聞く」技術』 など、国内26冊、海外28冊。合計131万部超。 内外での講演多数。東京大学、早稲田大学、電気通信大学、北陸先端科学技術大学院大学講師。

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