嫌な思いをしたあとになぜか嫌なことが続く…それって自分のせいかも

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嫌なことがあった時、そのあとも嫌なことが続いてしまう。そんな経験はないでしょうか? 無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんは、そんな経験が少なからず自分にもあると語り、その際に気を付けていることを紹介しています。

悪い雰囲気を引きずると

これは僕が常々頭に入れている理論なのですが、嫌なことがあると、そういうことって続くなと感じます。

たとえば接客をしていて、お客様とのやり取りの中で嫌な思いをしてしまった。

するとその後の接客でも内容は違えど嫌な思いをすることがあるのです。

こういう現象に何か名前があるのかどうかも知りませんが、僕はそういう経験が少なからずあります。

でもこれって、自分のせいな気がしてるんですね。

嫌なことがあるとそれによって自分の雰囲気が変わります。

お客様とあまりうまくいかなかったり、誰かに叱られたりして嫌な思いをすると、その嫌さが顔に出たり態度に出たりで雰囲気を悪いものにしてしまうのです。

すると、そのあまり良くない雰囲気が次に出会う相手にも出てしまう。

相手からすれば嫌な雰囲気を出されるいわれなど当然ありませんから、「なんだこいつ」となります。

だから次に出会う誰かからもまた嫌な態度を取られたりするわけです。

以前からよく言うように、お客様は鏡です。

いえそれはお客様だけではなくて、どんな相手でもそうでしょう。

自分の悪い雰囲気が相手をそうさせてしまうことは本当に多く、逆に良い雰囲気は相手を良い雰囲気にさせることは多々あります。

この悪い雰囲気をその前にあった嫌な思いから引きずってしまっていると、結局何度となく同じようなことが繰り返し起こるのではないでしょうか。

だとしたら、嫌な思いをしたとしてもそれを引きずらずに次に向かうことが肝要だと考えます。

一つ前の接客でうまくいかなくて嫌な思いをしたとしても、次のお客様にはまた切り替えて良い雰囲気で接する意識を持つ。

僕はこの理論に基づいて、人や回が変われば「よし、次」と切り替えて臨むようにしています。

そうしているとやっぱり嫌な思いを繰り返すことは減るのです。

今日の質問&トレーニングです。

1)嫌な思いをしたり、気持ちが落ちて悪い雰囲気を出してしまう時には、どんな時がありますか?

2)その雰囲気を関係のない第三者に見せないようにするためには、日頃からどんなことに気を付けておく必要がありますか?

image by: Shutterstock.com

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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