対象魚や釣り方を細かくセグメント分けして、専門性の高い釣り竿を作る。
たとえば「湾奥で稚魚を捕食しているシーバス(鱸)を、立ち込んで小さなルアーで狙う」など。
そんな利用シーンに共感するユーザーが、その通りの釣りをする。

理想的で専門的なモノ作りのあり方なのですが、パターン化された釣りを追体験しているだけのような気がしちゃいます。
子供の頃の釣りに、ワクワク感で負けているなぁ。
どこでなにを釣るにも、ほぼ1セットの限られた道具で工夫していたあの頃の釣りは、とても楽しかったのです。
そんな思いを持つ人に向けた、「工夫のしがいがあるロッド」があるんですよ。
シマノのフリースタイルロッド

SHIMANO(シマノ) フリースタイルロッド ボーダレス 370XH-TK 39,120円(税込)
対象魚や釣り方のボーダーを超える、使い方は自由。
そんなコンセプトのロッドです。
ガイド付き(リール竿)とガイドレス(延べ竿)などのタイプ別に、長さと強度で数種のモデルが用意されています。

長さや強さ別に、様々なモデルが展開されているところを見ると、ボーダーレスと言えど「ある程度は想定した使い方に合わせたモデル」を用意していて、売り切れているサイズも多く、廉価版も発売されるなどなど。
人気は好調なようです。
2種類のボーダーレスを愛用中

そんなシマノの「ボーダーレス」を使っていろいろな釣りを楽しみ中。
370XH-TKというモデルをメインに使っています。

長さは3.7mで、大型のブリとも勝負できそうな強めの設定、1〜8号の錘負荷、ルアーなら8〜40gを扱えます。
ルアーを投げてみると驚くほど飛びますし、キビキビとルアーを操作できます。

太刀魚、アオリイカ、鰤などの青物狙いのウキ釣りも楽しめます。

廉価版の「ボーダーレスBB」という製品もあります。
こちらは少し繊細な380M-Tを使ってみました。
錘負荷は1.5〜4号、ルアーなら3〜30g。
軽量ルアーはよく飛ぶし、サビキや泳がせ釣り、メジナやクロダイのフカセ釣りなど繊細な釣りに合います。

サビキ釣りをしていたら沖でナブラが出来ていたので、ルアーを遠投する。
防波堤に魚の気配がないので隣の砂浜でシロギスを狙ってみる。
何通りもの釣りを1本のロッドで行えて、しかもルアーも投げられるというレベルではなくかなり本格的です。
いろいろな釣りをしたい方に

「釣りにならない」という言葉があります。
全く釣れる気配がしない時に使う言葉で、釣りをしていても釣りをしている感じがしません。
遠出してそんな感じになってしまったら、本当に残念。
「私はシーバス釣りしかやらない」なんて遊びを制限しないで、魚やフィールドを観察して、その時々で一番楽しそうな釣りを自分で作り出しちゃいましょう。
釣りは工夫する遊びです

魚の数、釣りのできるフィールドの数は減少傾向。
そして気候や環境の変動。
現在楽しめている特定の釣りパターンも、次の世代はもう楽しむことができないかもしれません。

魚やフィールドを観察して、工夫して釣りを作る。
子供達に引き継ぎたいのはそんな釣り。
少し高めの価格ですが、子供達にプレゼントしたくなるロッドです。
各種の釣り方のボーダーだけでなく、現行品では無理ですが、いつかはタープやテントの支柱にしたり、トレッキングポールにしたりと、ボーダーを超える夢は広がりますね。

地域にもよりますが、涼しい風が吹き始めると釣りの対象魚が増えます。
海釣りを始めるなら初秋が良いです。
何を狙ってどんな釣りをしたいか決めかねている人や、様々な釣りを体験したい人にはシマノの「ボーダーレス」がオススメ。

設定された長さや強さをもとに、自分の使い方にマッチしそうなモデルを選べば良いですが、あえて少し合わないモデルを使って工夫する余地や対象魚を広げるのも楽しそうですね。
数多ある釣り竿の中で、現状はオルタナティブな存在のように感じますが、これからの主流になって欲しいと思います。
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