あなたは大丈夫?接客時間の短さを言い訳にしてると売れないワケ

Alarm,Clock,With,Chaos,And,Confusion,Theme,-,Flat,Lay
 

接客をしている人にとって、短い接客時間のなかで何ができるか、を考えるのは非常に重要です。無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんは「時間が足りない」を言い訳にしている人へメッセージを送っています。

時間さえあれば

長い時間をかけて接客をすることもあれば、短い時間でしかできないこともあります。

そうした中で、「もっと時間があればできたのにな」と思うことも少なくありませんよね。

それは確かにそうです。

しっかり時間を取れればできることは増え、それだけ売れる確率も額も上げられる可能性は高くなっていくでしょう。

でも、短い時間ではできないと安易に妥協するのも良くはありません。

なぜなら、できる人は短い時間の中でもできていることがあるからです。

例えば提案の話をします。

商品提案を3点、4点として複数購入を促したい。

長い時間接客ができれば、自然と提案できる商品数は増やせます。

しかし短い時間になると点数はどうしても少なくなるでしょう。

それでも日常的に商品を見せる努力をし続けている人は、時間がどうだろうと見せることはできるのです。

時間が短いからと妥協するのではなく、短くても見せるやり方を持てている。

この違いは意識的にやるか、無意識的にできるかの違いが大きいと個人的には考えます。

意識的にやろうとしてできることはたくさんあります。

でもそれこそ呼吸をするように無意識的にやれていることは、時間の有無に関係なくできるわけです。

前者でしかないと、時間が短くなれば難しいですが、後者であれば時間は関係なくごく普通にやれてしまえる。

意外と時間は言い訳にならないことって少なくないんですね。

そのために日常を見直してみましょう。

日常的にしっかりやろうと意識的にやっていることがあるのであれば、なるべくそれを無意識でできるくらいに持っていく努力をするのです。

言葉で言うのは簡単でも実行するのはとても難しい話ですが、でもこれができるようになるとやるべきことを外さずにやり続けられるスーパー販売員になれます。

「時間が足りなくてできなかった」と自分に言い聞かせていることがあれば、それはもう一度考えを改めてやれる努力をしてみてください。

今日の質問&トレーニングです。

1)普段意識的にやろうとしてやっていることはどんなことですか?

2)その中で時間が足りないとなかなかやれていないと感じることは何ですか?

3)時間が足りなくてもできるようにするために、どんな鍛錬を積みますか?

image by: Shutterstock.com

坂本りゅういちこの著者の記事一覧

様々な接客販売業で日本一の売上を獲得した販売員がお伝えする販売力向上の秘訣!
「もっと売れる販売力を身につけたい……」「スタッフへの指導について勉強したい……」など、接客販売力を向上させるために必要な事を毎日無料で配信中。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 販売力向上講座メールマガジン 』

【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

print
いま読まれてます

  • あなたは大丈夫?接客時間の短さを言い訳にしてると売れないワケ
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け