街のパン屋さんが閉店ラッシュ。あの「高級食パンブーム終焉」の“二の舞”を防げ!

 

難しいのは、食パンやバゲットなどの日常用の商品です。

どれだけ美味しくても、高ければ売れません。

高級食パンのブーム終焉を見れば、明らかなことです。

毎日の食パンに、800円、1000円は出せません。

しかし、平均的な価格であれば、買ってくれます。

食パン・バゲットは原価が低いので、利益は見込めます。

ただし、PRが必要になります。

パン屋さんは菓子パン・惣菜パンがメインなので、お客さまはそちらにばかり注目します。

なので、高級食パンのようなイメージ戦略が有効なのです。

特別な食パン、なのに高くない。

ここをアピールしていけば、利益率の高い食パンが売れるようになるのです。

食パン・バゲットが売れるようになれば、菓子パン・惣菜パンの利益率が低くても、経営的には安定させることができます。

食パン・バゲットで高効率な利益確保を狙い、菓子パン・惣菜パンでお客さまを引き寄せるのです。

これが、パン屋さんの閉店危機を乗り越える、ひとつの策だと言えます。

image by: Shutterstock.com

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なぜ、人はモノを買いたくなるのか。欲しいという感情は、どこから生まれるのか。消費行動における人の心理を知れば、売れるモノが見えてくる。売り方がわかる。小手先のテクニックなど、いらない。人を研究すれば、やるべきことはすべてわかる。

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【著者】 佐藤きよあき(繁盛戦略コンサルタント) 【発行周期】 週刊

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