「息子が勉強しません」…親子ともに気持ちよく解決する方法とは?

 

親子でプログラミング等のリスキリングに挑戦

親子でパソコンを並べて勉強するなら、例えば、簡単なプログラミング研修などはいかがでしょう。

ネットで検索すると、Udemyの「小学校プログラミング授業対応講座 親子で楽しむSCRATCHでプログラミングコース。」など、1万円もしないで学べるコースがいくつも見つかります。

最近流行のノーコード、ローコードを使った初歩的なプログラミングを学ぶことは、将来、学校のみならず、会社でもきっと役立ちます。

親子で、一緒に学び、一緒にプログラムを作り上げる喜びも味わえます。これが、お子さんの学習意欲に火をつけるきっかけになるでしょう。

スマホでゲームをするよりも、パソコンで自分ならではのゲームやプログラムを作る方が楽しいと気づくはずです。

そして、将来必要となる、ロジカルシンキング・創造性・デザインセンスなども合わせて学べることになるでしょう。

あえて息子に教えてもらって誉める

このプロセスで大切なのは、お子さんの自己肯定感を高める、父親の言動です。

あえて、学習スピードをお子さんに合わせて(放っておいてもそうなるかもしれませんが)、定期的に教えを乞うのです。

「ここはどうやればいいのかな?」

「こうすればいいんだよ!」

「おお、そうか!お前は頭がいいなあ」

こうして、息子さんの得意げな顔を楽しみながら、できる限りほめていきましょう。

そして一緒にeラーニングの過程が終わったらこういうのです。

「お前は理系のセンスもあるなあ。コンピュータの専門家になるんじゃないか?」

「また一緒に挑戦して、お父さんにも教えてくれるか?」

こうして誉め続ければ、お子さんの向学心が急上昇するだけでなく、ご自身のリスキリングのきっかけや、身近に頼りになるコーチも育成できます。

いずれは、仕事のプログラムを、自分でこなせるだけでなく、より高度な部分は息子さんに外注する日が来るかもしれません。

少年野球のための成績管理や出欠管理などのプログラムを、まずは作っても良いでしょう。きっと仲間からも一目置かれて、さらに自己肯定感と向学心が高まるはずです。

こうした回答は、ひょっとしたら、お求めになっているお受験モードの回答とは程遠いかもしれません。きっと、お受験ママにはウケない話でしょう。

しかし、私には、これこそが、父子共に時代対応するリスキリングを行いながら、互いに尊敬しあえる理想の親子関係を築く妙案に思えるのです。

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image by:Shutterstock.com

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