年金なんて要らないのになあ…という声も以前はよくありましたが、無くなったら今いる4000万人ほどの年金受給者の人は子や親戚が自腹で面倒見る必要が出てきます。
生活保護という手もありますが、果たしてそれだけの人を助けるために大量の税金を使えるのでしょうか。
まあ、生活保護はそう簡単に貰えるものでは無いですからね。
それに、生活保護を受給するとどうしても世間の目は厳しく、何となく引け目を感じてしまうのは昔からの教訓であります。
でも年金であれば、今まで自分の力で保険料を支払ってきたんだから、年金を貰う権利が俺にはある!という自信に繋がります。
年金やそのほかに社会保険として健康保険、雇用保険などがありますが、それらから給付を得ても別に引け目なんてないですよね。
今まで万が一の時のためにキチンと保険料を支払ってきた対価だから。
さて、ちょっと国民年金の話に戻しますが、20歳から65歳までの間に40年間完璧に保険料を納めれば年額816,000円の老齢基礎年金になります。
ですが、40年間完璧に保険料を納めてる人というのは大多数の人がそうではありません。
冒頭で話したように免除期間がある人や、あるいは保険料を未納にしたという人もいます。
そうなると必ずしも816,000円にはならずに、免除しただけ未納にしただけ年金は下がってしまいます。
ただでさえ国民年金のみというのは年金額が少ないのに、更に少なくなってしまいます。
今現代は20歳から22歳くらいまでは大学に行ってるから保険料を免除にしているという人が当たり前にいます。
そうなると20歳から60歳までの40年間の期間は国民年金の強制加入期間ですが、大学行っていた時期があるから年金は38年分という事になって老齢基礎年金額が下がってしまいます。
まあ一応、60歳から65歳までの5年間は任意で国民年金に任意で加入して40年間にする事はできますが、正規の60歳までにおいては40年にする事ができません。
60歳までと思っていたのに、まだ後2年間保険料を納めるのか…となると、もう任意加入しなくていいやという人もいるかもしれません。
40年間というのは非常に長いので、いろんな事があって保険料どころじゃない事もあります。
というわけで国民年金の期間が多かった人はどのくらいの年金になるのか事例で考えてみましょう。
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