国民年金の期間が長かった人が将来もらえる年金額はどのくらい?年金のプロが教えます

 

65歳(平成25年になると請求により、ようやく年金の支給が始まる事になりました。

・老齢基礎年金→813,700円(令和6年度満額。69歳以上の人の満額)÷480ヶ月×(174ヶ月+144ヶ月+15ヶ月÷3+48ヶ月÷3)=574,676円(月額47,889円)

・夫の加入年金から振り替えられた振替加算→96,683円(A子さんの生年月日による。令和6年度価額)

・付加年金→200円×174ヶ月=34,800円

この金額を令和6年12月までの約12年間受給していました。

なお、65歳以上で住民税非課税世帯、前年所得+公的年金収入≦789,300円~889,300円の場合は年金生活者支援給付金(789,300円超えは補足的年金生活者支援給付金)であれば「令和元年10月分」から年金生活者支援給付金がもらえる事になりました。

夫が住民税非課税ではなかったのでA子さんには支給されずとします。

4.漏れていた厚生年金記録の統合に至って復活した年金額。

さて、令和6年の年末に子供達が帰ってきた時に、年金の話になってA子さんが働いた時の事を懐かしく話していたところ厚生年金の話になりました。

「お母さんは厚生年金もらってる?」と子が聞いたところ、貰ってないとのことだったので子が不審に思いました。

後日、年金事務所に確認してみるとーーー(『事例と仕組みから学ぶ公的年金講座』2025年2月12日号より一部抜粋。続きはご登録の上お楽しみください、初月無料です)

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佐賀県出身。1979年生まれ。佐賀大学経済学部卒業。民間企業に勤務しながら、2009年社会保険労務士試験合格。
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