「国民の手取りは増やさない」石破首相と維新が下した最悪の決断。なぜそうなる!? 現役世代への裏切り、代償は高くつくか

 

7月参院選にむけて「石破おろし」活発化も

こうした不満の鬱積が今後、高市氏や旧安倍派を中心とする「石破おろし」につながっていくのかどうか。

3月末までに25年度予算が成立するとしても、それ以降、自民党保守派が強く反対する選択的夫婦別姓制度が国会の波乱要因として浮上するだろう。参院選をひかえ、石破首相が苦しい状況にあるのは変わらない。

さて、国民民主党は今後、「103万円の壁」の政策実現をどう進めていくのか。

与党は公明党案を所得税法など税制関連法案の修正案として提出する方針を表明したが、国民の古川元久代表代行は「こちらから協議を打ち切るつもりはない」として、あくまで「178万円」に向けた話し合いを継続する意向を示している。

与党と“決裂状態”に陥るのを避けながら、納得のいく政策実現をめざしていく方針のようだ。「民のかまど」から煙が立ちのぼるのは、いつのことになるのやら。

【関連】石破、空気読め。八潮市道路陥没で日本に広がる“明日は我が身”感…道を歩けず風呂も入れずに何が「楽しい日本」か?

この記事の著者・新 恭さんを応援しよう

メルマガ購読で活動を支援する

image by: 自民党 – YouTube | 玉木雄一郎オフィシャルサイト

新恭(あらたきょう)この著者の記事一覧

記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。その実態を抉り出し、新聞記事の細部に宿る官製情報のウソを暴くとともに、官とメディアの構造改革を提言したい。

有料メルマガ好評配信中

  初月無料お試し登録はこちらから  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 国家権力&メディア一刀両断 』

【著者】 新恭(あらたきょう) 【月額】 初月無料!月額880円(税込) 【発行周期】 毎週 木曜日(祝祭日・年末年始を除く) 発行予定

print
いま読まれてます

  • 「国民の手取りは増やさない」石破首相と維新が下した最悪の決断。なぜそうなる!? 現役世代への裏切り、代償は高くつくか
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け