高い配当利回りが「定期的」に入る
最近、ごく普通の人たちと投資の話をすることも増えてきたのだが、彼らの話を深く聞くと、だんだんそういう確信が強まってきた。どう考えても高配当株・高配当ETFのほうが合っているのだ。
高配当株とは、企業が株主に支払う配当金の割合が高い株のことを指す。たとえば、年間100円の配当金がある株を2,000円で購入した場合、配当利回りは5%となる。これは普通預金の金利と比べると、かなり魅力的な数字である。
配当利回り5%なら、株式市場ではいくらでも見つかる。私が関心を持って見つめている●●関連企業の●●●●だと、今の配当率は、なんと7%(!)もあったりする。
(編註:「●」の伏せ字箇所はメルマガ内で限定公開しています。以下同じ)
安値で放置されて株価のバリュエーション(評価額)が異様に低いので、7%配当みたいなことになっている。その高い配当利回りが「定期的」に入る。
べつに●●●●という企業を勧めているわけではないが、同社は長年にわたり一貫して配当を支払い続けており、配当を完全に落としたことはない。落とすどころか、過去10年間で年平均約7.4%の増配をもおこなってきている。
増配するというのは、要するに毎年のように給料が少しずつ少しずつ増えているようなものであり、これも日本人好みかもしれない。
私がリーマンショックのときに買ったコカコーラ【KO】やペプシ【PEP】も、じつはそんな配当銘柄として区分されており、買った当時は3%超えくらいだった配当率は、いまやどちらも8%超えの配当率となっている。それだけ増配が続いたのだ。
私はサラリーマンではないので月給はもらえないのだが、コカコーラ【KO】やペプシ【PEP】からは未来永劫にわたって配当がもらえる。
サラリーマンは定年があったりするが、株は保有している限りもらえるので定年はないにも等しい。それを考えると、私は知らないうちにサラリーマンよりも安定した収益環境になっているのかもしれない。








