婚約者の“油井”氏に「ホスト説」「黒幕説」が囁かれる根拠
“最上あい”さんを殺害した高野容疑者は約250万円を貸し、婚約者を名乗る“油井”氏は数百万円を貸したという。その点で2人の男性はよく似ている。
ただ、両者の年齢や容姿、生活環境はまったく違う。高野容疑者は薄毛が目立つ冴えない中年男性。サラ金で金を借りるなどギリギリの生活を送っていたとされる。一方で“婚約者”の“油井”氏は20代からせいぜい30代前半の若者に見える。ヘアスタイルやファッションも比較的洗練されており、いわゆるイケメンと言っていいだろう。経済的にも随分と余裕がある印象で、どことなく“夜職”っぽさも感じられる。
先のネットメディア編集デスクが説明する。
「“油井”氏はXに、『彼女は実際に金銭面のモラルはよくありませんでした。私自身も数百万貸していたので、重々に理解しています』と投稿しました。たとえばこの一文を、こんなふうに“補完”できるのではないか?という見方が、マスコミ関係者の間で浮上しています。
『彼女は(ホストクラブでツケ払いをするなど)金銭面のモラルはよくありませんでした。私自身も(ホストクラブの売掛金を)数百万貸していたので、重々に理解しています』
もちろん現時点では、これは仮説の1つにすぎません。“油井”氏が夜職関係者かどうか分かっていませんし、本当に善意の身内、婚約者の方なのかもしれない。ただ、実際に2人が“ホストと女性客”のようないびつな関係だったとするならば、“油井”氏の投稿内容の不自然さも説明がつきますし、多くの“疑問点”が氷解するのは事実なんですよね」(ネットメディア編集デスク)
それ以外にも“油井”氏の投稿には、自分自身が数百万円の金を貸した婚約者であるにも関わらず「最上あいに関する情報ありましたら私のDMまでお願いします」と呼びかけたり、投稿全般から悲しみの感情がまったく感じられないなど不審点が多い。多くの人々から疑問の声があがるのも無理からぬことか。
フィアンセと「タワマン暮らし」報道も
集英社オンラインが13日付記事で報じたところによると、“最上あい”さんは生前、“フィアンセ”との旅行やタワマン暮らしの様子をSNSに投稿していた。その一方で、彼女の銀行口座残高はわずか800円。高野容疑者は民事訴訟を起こし、裁判所から“最上あい”さんに支払命令が出ていたにもかかわらず、貸した金を回収することはついに叶わなかった。
“最上あい”さんは「元カレの会社に借りたお金を返している」と説明したとされるが、いったいどこまでが本当なのか。
なお、報道されている“フィアンセ”と、Xに出現した「最上あいの婚約者」が同一人物かどうかは今のところ不明。“油井”氏の正体と次の投稿が、さらに注目されることになりそうだ。
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image by: ゆい(最上あいの婚約者)(@mogami1024yui)- X