橋本環奈(26)がヒロインを演じたNHK朝ドラ『おむすび』が28日、低空飛行のまま最終回を迎えました。ハシカン本人は歴代ワースト視聴率もどこ吹く風のようですが、テレビ業界関係者からは「もう地上波の連ドラは無理」の声が…。近年、ハシカンが出演するドラマや映画は“爆死”が続いており、日本国内では“賞味期限切れ”との見方が強まっています。芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが詳しく解説します。
「本人は気にしていない」NHK朝ドラ歴代ワースト視聴率の衝撃
『おむすび』の橋本環奈に関する記事を、『デイリー新潮』が立て続けに掲載しました。
まず24日付で、ハシカンの今後の展望を。そして28日付では、最終回を迎えた『おむすび』について。
この24日付の記事で私が驚いたのは、“さる芸能関係者”のコメントでした。
朝の連続テレビ小説視聴率のワースト記録更新に、ハシカンもさぞや落ち込んでいるに違いないと思いきや――
「本人は全く気にしていない」
「頭の中は7月から始まる『千と千尋の神隠し』中国·上海公演でいっぱいですから」
と言い切ったというのです。
パワハラ疑惑すら笑い飛ばす「図太さ」が裏目に?
もちろん役者というのは“演じてなんぼ”です。
とはいえ、自分が描いていた数字に届かず、想定外の低視聴率を出してしまえば、精神的に不安定になったり、ときには役者を続ける覚悟さえ喪失してしまうこともあるのが一般的でしょう。
それが、この“さる芸能関係者”の言う通りだとしたら…。昨年暮れにハシカンがNHK特番で見せた、パワハラ疑惑を振り返ったときの映像が思い浮かびます。
朝ドラヒロインの重圧については「感じとらん! 感じとらん! ガハハハッ!」、パワハラ報道でネガティブな憶測が広がっていたことにも「私は大丈夫ですけど~」と笑顔で応えたハシカン。
やはりこれくらい神経が図太くないと、荒波に揉まれる芸能界では沈んでしまうのでしょうか。
ただ、朝ドラ視聴率のワースト記録を塗り替えたことで、テレビ業界では今、今後ハシカンを地上波連続ドラマにキャスティングしづらくなるだろう…という雰囲気が広がっています。(次ページに続く)
【関連】『月曜から夜ふかし』は打ち切り濃厚。「中国人はカラス食べる」捏造発覚で「街頭インタビュー全部ヤラセ」の疑念広がる