デヴィ夫人、暴行容疑だけではない「醜聞の数々」とは?書類送検で掘られる過去、なぜ第三夫人は“迷惑系”に堕ちたか…

2025.04.16
by 東山ドレミ
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誇り高き“元大統領第三夫人”のデヴィ夫人は、なぜ“迷惑系YouTuber”のようなポジションに堕ちてしまったのか?事務所の女性にグラスを投げつけ、暴行容疑で書類送検。過去にも類似の“前科”があるほか、近年は金銭絡みのトラブルも相次いでいた。

デヴィ夫人「暴行容疑で書類送検」の深すぎる闇

「デヴィ夫人」として活動するタレントのデヴィ・スカルノ氏(85)が、東京都内の飲食店で、自身の事務所の女性スタッフにグラスを投げつけたとして、16日までに暴行容疑で書類送検されたことが明らかになった。

デヴィ夫人ことラトナ・サリ・デヴィ・スカルノ(日本名:根本七保子)氏は、1940年2月6日、東京・西麻布生まれ。赤坂の高級クラブ勤務を経て19歳でインドネシアに渡ると、同国の初代大統領スカルノに見初められて1962年に結婚、「第三夫人」になった。

1965年の軍事クーデターでスカルノが失脚したのちフランスに亡命。スカルノ死去後の1970年代から日本での芸能活動を本格化させ、“元祖セレブタレント”としてお茶の間人気を博すようになった。

現在、私たちが知る「デヴィ夫人」の自由奔放かつ気高いキャラクターは、このようにして出来上がっていったのだが――。

過去に類似の“前科”。近年は金銭絡みのトラブルも多発

実はデヴィ夫人には重大な“前科”があるという。芸能ライターが説明する。

「自由奔放と言えば聞こえはいいのですが、デヴィ夫人は米国に住んでいた1992年にも類似の“傷害事件”を起こしています。そのさいは、パーティで会話していたフィリピン元大統領の孫娘の顔面をシャンパングラスで殴りつけ大ケガを負わせ、34日間も刑務所に収監されました。

本人は著書で、相手に侮辱されて抗議しただけであると“無実”を主張していますが、実際には思いっきり“実刑”をくらっているんですよ。今回も暴行容疑を否認しているそうですが、実際にはどうだか…すこぶる怪しいものです」(芸能ライター)

さらに、言葉よりも先に手が出てしまうデヴィ夫人の攻撃的な性格は、近年エスカレートする一方のようだ。

「たとえば、2014年に出演したバラエティー番組『奥様はモンスター2』(TBS)では、出演者の30代一般女性を3回平手打ちして、女性が警察に被害届を出す騒ぎに。このときは示談が成立したものの、デヴィ夫人は耳を疑うようなトラブルをたびたび起こしているんですよ。

近年は暴力だけでなく、金銭絡みのキナ臭い事案も目立つようになりました。2019年、グランドプリンスホテル高輪を相手に起こした裁判。このときデヴィ夫人は、約4000万円の超高級毛皮コートをホテルが破損させたと訴えましたが、判決では『預かる前から破損していた』というホテル側の主張が全面的に認められました。デヴィ夫人の勘違い、ないしは虚偽の主張が確定したのです。

さらに2023年には『週刊文春』が、デヴィ夫人による慈善団体の“私物化”をスクープしています。私的な支出を団体に負担させ、約1700万円が入った銀行口座の通帳や印鑑を“持ち逃げ”したという“文春砲”に対して、デヴィ夫人は名誉毀損や信用毀損の罪で刑事告訴するという反撃に出ました。ところが、文春サイドが慈善団体関係者の新たな証言や“証拠書類”の続報を出すと尻すぼみに。その後どうなったのかハッキリしませんが、これもデヴィ夫人敗北の線が濃厚でしょうね」(前出の芸能ライター)

御年85歳ということで、加齢にともなう認知能力低下や易怒性の亢進があるのか。それにしても最近のデヴィ夫人はおかしな言動が際立っている。

元インドネシア大統領第三夫人ともあろう人物が、いったいなぜ“迷惑系Youtuber”のごときポジションに堕ちてしまったのだろうか?(次ページに続く)

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