地方の専門業態で驚異の「年商30億円」。高い壁を破った飲食店の経営戦略とは?

 

■総合からデリバリー

店舗数は拡大していく。これは変わりないのですが同時にやっていったのがデリバリー強化。

上述の通り利用シーンが増えたことで、「法事」「慶事」の需要が大きく増加。

かつこれの名簿を徹底的に獲得してきた事で、更にお客様への価値提供が可能に。

既存厨房でのデリバリー強化として、

  • 使い捨て包材
  • アイテムパワー30iでの展開
  • 売れ筋価格は店舗と同じに

これで実施。そもそも需要があり名簿があるところにそのままの商品展開なのですぐに売上増。

1店舗辺り年3,000-5,000万円の需要に。

事業展開のスムーズさといえば、

  1. 既存顧客に新規商品を
  2. 既存商品を新規顧客に
  3. 新規商品を新規顧客に

完全にこの順番です。今回で言えばI)なので早い訳ですね。

■デリバリーの専門厨房

既存厨房の限界は来ます。それは繁盛店であればある程。

そのため、全店舗ではなく超人気店から順にデリバリーの専門厨房を確立。

坪数としては80-100坪での展開。

元々年3,000-5,000万円ある訳でです。損益分岐点としては年8,000万円くらい。

そのためには上述のii)の切り口とiii)が必要になってくる訳です。

そのため商品開発を実施。

法事・慶事だけでは限界があるため、ーーー(『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』2025年4月21日号より一部抜粋。続きはご登録の上お楽しみください、初月無料です)

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関西学院大学卒業後、新卒で船井総研に入社。当時史上最年少にてフード部のマネージャー職へ。その後事業承継と起業を行い、 京都にて外食・中食業態を複数経営しつつ、多くの企業をサポート。事業規模は年商2,000万~1兆円企業まで幅広いです。外食/フードデリバリーが専門領域なので、それについての情報を書いています。

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