「自分に合った防災対策」がわからない人こそ、防災リュックを持ったほうがいい理由

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防災グッズを備えましょう。

あらゆるテレビ番組、ウェブサイト、SNS投稿でよく見聞きします。

必要な防災グッズを調べはじめると「ひぇ…こんなに必要なのか」と打ちのめされ、そっとスマホを閉じる、というループを繰り返しているのは筆者だけではないはず。

それなら、専門家や被災経験を持つ企業が監修している、必要なアイテムが1つに安心がそろった「防災リュック」を揃えてみるのはどうでしょう。

今回は、状況別におすすめしたい防災リュックをご紹介します。

なぜなら、来週は9月1日(月)は防災の日。昨年の同時期は防災リュックがすぐに売り切れてしまったので、今年は早めのチェックをおすすめします。

在宅避難ができる:必要最低限の防災リュック

宮城県を拠点とするアイリスオーヤマは、東日本大震災で大きな被害を経験した企業でもあります。

そんなアイリスオーヤマが企画したこの防災リュックには、ライトやスリッパ、ホイッスルなど1次避難で役立つ防災グッズを備えています。

最初の1日の避難に対応したものなので、居住地が比較的安全な場所で在宅避難が中心になると思う場合はこちらの必要最低限揃っているリュックがおすすめ。

重さ3㎏と持ち運びやすい設計です。

ただし、中には飲食物が含まれていないので、近くの避難所がどんな場所で、どういった飲食支給があるのかを知ったうえで、500mlのペットボトル飲料や小腹が空いたときのためのちょっとした食べ物もついでに入れておくと良さそうです。

▼備蓄用飲料水や小さなお菓子を入れておくとGOOD

二次避難を想定:飲食物も備えたこちらを

こちらは震災被災企業が考案した防災リュック。

中身は全36点セットで、非常用寝袋やエアーマット、ランタンといった避難場所(特定の災害から身を守るために一時的に過ごす場所)での寝泊まりを想定したアイテムなどを揃えています。

また、水や乾パン・食料も備えているほか、甘味も備えることで、災害時でもちょっとした余裕が生まれるのだとか。経験したからこそわかる知見が詰まっています。

2人以上で暮らしている:シュラフ付きもおすすめ

こちらは2人用の防災リュック

2つのリュックで構成されているので分散して持っていくことができ、1人あたりの重量は約4kgほど。また、1人用にはないシュラフもついてくるので、2次避難でしばらく避難所で寝泊まりすることも想定しておくなら、こちらを検討する価値はあると思います。

2人暮らしをしている人のほか、家族の人数(4人なら2セット分)に合わせて購入するとよさそうです。

車内避難も想定するなら

キングジムの非常用車載セットは、飲料水やクッキーのほか、携帯用トイレも備えており、車内避難する際に合わせたアイテムが入っています。

サイズもA5サイズとコンパクト設計なので、家族の人数分に合わせて、各シート下に収納することもできます。天災に加え、渋滞や車の故障など、車の中で長時間待機しなければならない状況にも役立つはずです。


以上紹介したものに加え、自分の普段の生活などに合わせて、常備薬やちょっとした食料などを追加するのもおすすめ。自分や家族に最適化した防災リュックにカスタマイズしましょう。

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提供元:LIFEHACKER

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