料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。
今回のテーマは、残暑疲れした体に優しい食材「長芋」です。
冷凍できて、そのまま使える

残暑疲れで食欲がないと、なにもつくりたくないですよね。でも何か滋養のあるものを食べて、元気になりたい……。
そんなときにおすすめしたいのは「冷凍長芋」です。
長芋は滋養強壮効果がすばらしく、疲れたときに食べたい食材。また、血行促進やむくみ解消などいいことだらけなんです。
冷凍した長芋は、自然解凍して使えるだけでなく、凍ったまま調理することも可能。
今回は、冷凍保存の方法と凍ったままでつくれる1品をご紹介します。
長芋の冷凍保存方法
今回は輪切りにした冷凍例をご紹介しますが、用途が決まっていれば料理に合わせて短冊切りや千切りなどにしておくのもいいですね。
すりおろしたとろろを小分けにして冷凍するのもおすすめです。
<冷凍方法>

1. 長芋は皮をむいて1cm幅に輪切りにする。

2. ファスナー付きビニール袋やポリ袋に重ならないように入れて冷凍する。
たたき長芋のわざび醤油和え

半解凍の状態なのでしゃりしゃり、とろーり、ひんやりして美味しいですよ。
アツアツごはんにたっぷりのせて食べるのも最高!
かつお節やラー油をかけてもいいですし、わさびの代わりに柚子胡椒を醤油で溶いて和えるのもおすすめです!
<つくり方>

1. 食べたい量を凍ったままポリ袋に入れ、ポリ袋の上から麺棒などで長芋をトントンと叩き、ほどよく崩す。

2. 小皿に醤油とわさびを入れ、わさびを溶かしておく

3. 1を器に盛り、わさび醤油を上からかけ、あれば青のりやきざみ海苔を散らす。
1年中楽しめる長芋ですが、旬は春掘りと秋掘りの2回。
これから秋に旬を迎えて、丸ごと1本がお安く店頭に並ぶことも増えるでしょう。
今までは「食べきれないから」と手にとらなかった人も、冷凍保存しておけばいつでも好きなときに使えますね。
お味噌汁に入れたり、フライパンでさっと焼いたりしても美味しいですよ。
むくのが面倒な「長芋」の皮は、つけたまま焼くとこんなに美味しい!
味がしみしみ〜!まるっと冷やして食べたい「出汁トマト」
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提供元:ROOMIE










