第3は、盲目的な対米追従とその結果としての無用な米国製高額兵器の爆買い、敵基地攻撃能力の整備、集団的自衛権解禁による米国の戦争への自衛隊の加担促進など、「戦争が出来る国」にする安倍の施策の数々は、取り返しのつかないことになる前に落ち着いて考え直すことが必要だが、高市ではそれは無理で、むしろその危険な路線を突き進むことになるだろう。
こうして「脱安倍化」という課題は切断され、逆に「再安倍化」が進むのだとすると、この国は行き詰まってしまう。自民党は地獄への道を選択したのである。
(メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2025年10月6号より一部抜粋・文中敬称略。ご興味をお持ちの方はご登録の上お楽しみください。初月無料です)
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