「あけおめ退職」は衝動か必然か?年始の決断が映す働き方の変化

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年末年始の休暇明けに退職を決断する、いわゆる「あけおめ退職」が、近年ひとつの社会現象として注目されています。メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』では、著者で健康社会学者である河合薫さんは、この現象を個人の問題に矮小化せず、その先にある意思決定と行動の意味を考えています。

「あけおめ退職」の先にあるもの

年末年始、「あけおめ退職」なるものが、ネットニュースで話題になりました。

あけおめ退職は、年末年始休暇明けの出社時に退職をする現象のこと。

マイナビの調査で、正社員の約3割(30.8%)が年末年始休暇を通じて「会社を辞めたい」と思ったことがあると回答。

また、退職代行サービス企業では、26年1月5日に利用したユーザーも急増したとの報道も加わりました。

年末年始は日常から解放され、家族や友人、地元の同級生など「素の自分」を知る、「何者でもなかった時間」を共有した人たちとの交流が復活します。

自分より上手くやってる同級生に嫉妬することもあれば、新しい家族を作る同級生に「焦り」を感じることもある。中には「親の老い」を目の当たりにし、将来の時間軸を考える人もいることでしょう。

そんな日常からの解放は、自分と向き合う絶好のチャンスですから、年明けと共に「去年までの日常」にピリオドをうつ人が増えるのも自然な流れなのかもしれません。

ましてや安定安心が消えた今、成長志向を高める人も増えてきまし、転職のハードルも下がりました。

それに石橋を叩いて渡ることも大切ですが、人生では「1、2、の3~ん」で踏み出した方がいいこともあります。

個人的には心が動いたら、具体的に行動すべし!と思っているので、あけおめ退職をした人を応援したいです。

むろん企業は「若手定着」に必死ですから、頭を抱えているのでしょうけど。

いったん離れた気持ちはなかなか元に戻らない。企業側も考え方を切り変えて出戻り転職、アルムナイ採用などと呼ばれる「元鞘雇用」を進めればいいだけのこと。

転職経験者の3人に1人にあたる32.9%が「過去退職した会社に戻りたいと思ったことがある」との調査結果も過去にはありましたしね。

いずれにせよ、問題は決断ではなく、決断したあとどうするか?であり、具体的に必死に駆け回ることが肝心だと思うのです。

さて、あなたはどんな「決断」をしましたか?

勇気の一歩を踏み出した「あなた」を、心から応援します!

みなさんのご意見お聞かせください。

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米国育ち、ANA国際線CA、「ニュースステーション」初代気象予報士、その後一念発起し、東大大学院に進学し博士号を取得(健康社会学者 Ph.D)という異色のキャリアを重ねたから書ける“とっておきの情報”をアナタだけにお教えします。
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