やる気があるのに進めない人が陥る「完璧主義」という名前のワナ

 

ある一部上場会社の役員に聞いた話です。

「うちの新入社員は優秀で真面目。でも資料提出が遅い。完璧を目指してしまうからだ。『60点でいいから早く提出しろ!』と言っても、行動が変わらない。完璧主義は30代まで治らない社員もいる」と。

私はその話を聞いた瞬間、自分の新人時代を思い出しました。

社内報の記事と写真のレイアウトを任された日。

私は丸一日かけて、まるで作品のように仕上げました。文字間、写真の角度、文章表現、すべてにこだわったのです。

納品したあと、先輩に言われた言葉がこちら。

「お前、その仕事にいったい何時間かけているんだ。そんな1円にもならない雑務で時間を食わせるな。遅いと次の仕事が回らない。」

当時はショックでした。

私は「完璧=正義」だと信じていたからです。

でも今ならわかります。

成果=完成度 × スピード

100点の資料を3時間かけて作るより、70点の資料を30分で作り、必要ならあとから修正する方が仕事としては強い。

なぜなら、ビジネスは「提出してからがスタート」だからです。

もし不安なら途中段階で報告すればいい。

会社の提出物は、学校の答案と違って「出したら終わり」ではなく「出してから良くすることができる」のです。

これはメールも同じです。

社長へのメールは推敲に時間がかかるのに、友達へのLINEは一瞬で送れる。

なぜか?

それは、ーーー(『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』2026年2月26日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

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