資金繰りに窮したとき「絶対に後回しにしちゃいけない支払い」と「後回しにしてもOKの支払い」

 

ローンとカードは最優先で!

6 住宅ローンの返済 住宅ローンの引き落としができなくても、すぐに競売になったりしませんので安心してください。競売開始になるのは、だいたいにおいて、延滞が3-4か月以上に及び、さらに保証会社へ代位弁済された後です。多くの場合それは、延滞が始まってから半年前後かと思います。尚、延滞1か月以内であっても、遅延利息は加算されます。信用情報については、延滞1か月以内であれば「A」記号(入金遅れ)がつかない銀行も多いようですが、月をまたぐとほぼ間違いなくAがつきます。

7 クレジットカードの返済、カードローンの返済 これはある程度、覚悟してください。通常、1回でも引き落とし不能になると、利用枠が減らされます。(やさしいカード会社もありますが)また、信用情報機関とのオンラインも密接で、即座にそれが反映され、他社の与信にも影響します。「もう信用を失ってもいいや。腹をくくろう。カードに依存しない生活をするぞ」という方がいたら私は全力で応援しますが(そういう場合は停めていい)、そうでない限りは、優先順位を上に置いたほうがいいと思います。

8 会社の借入金の返済 これは結構ばらつきがあります。たとえば、銀行や信金の信用保証協会つきで借主が法人の場合は、ほとんどの場合、社長個人の信用情報は傷つきません。多少遅れても、後から入金すればセーフであることが多いです。(但し追加融資を受けたい場合は多少なりとも支障あり)ですが、これがプロパーのビジネスローンなどの場合、信用情報機関に載ることもあります。以後の追加融資も難しくなる可能性が高くなります。

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事業再生コンサルタント。認定事業再生士(CTP)。特に倒産寸前の中小企業、零細企業、自営業の自力再生(のサポート)を最も得意としています。著書『震災後に倒産しない法』(サンマーク出版)、『借金なんかで死ぬな!』(朝日新聞出版)、『連帯保証人 なってみたらすごかった でもまだ手はある』(ワニブックスPLUS新書)、『ブラックリストなんて怖くない』(宝島社)、『働けません。』(三五館)ほか多数。1968年東京生。乙女座A型。趣味は自転車、魚釣り等。無類のネコ好き。

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