漏れた個人情報はどうやって「闇名簿」に載るのか?ニセ警察官からの電話でわかった恐ろしい実態

 

詐欺電話の手口が見えてくる対策とは?

「+」がついた国際電話でかかってきたら「詐欺」といわれていますが、その対策をかいくぐるためでしょう。私の時には、「070」の番号から、かかってきています。電話番号は偽装されたものではなく、折り返しかけてもとりあえずはつながります。しかし自動音声となり、詐欺犯自身とつながりませんでしたが。

先ほど、個人情報は漏れてしまうものといいましたが、被害に遭わないために大事なことは、最新の情報にアップデートされていないということです。

今回、警視庁をかたった詐欺師は、私の名前、住所などを告げる際、銀行への開示請求をして得られた情報ですが「あっていますか?」と聞いてきました。つまり手元にある情報が正しいという確信がないわけです。

本当は「違っています」と嘘の住所をいうことも可能でしたが、あえてニセ警察官詐欺の話を引き出すために、 「そうですね」と頷きました。

こうして、私の今の個人情報が犯罪グループ側で正確なものとして、認識されることになりました。

さらに「一人暮らしなのか」も聞いてきて、家族が同居しているのかも把握しようとしてきています。つまり、逆にいえば、こうした問いに答えないことが、詐欺に遭わないために大事ということになります。

この先には、ビデオ通話による事情聴取という形で、私たちの財産状況を把握しようとしてきます。氏名、住所などの個人情報、その先にお金の状況を把握する手口が待っています。

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悪徳業者などへの潜入取材した数は100ヶ所以上。数々の現場経験と被害者への聞き取り取材から、詐欺・悪質商法に詳しいジャーナリストとして一線で活動し、多数のテレビ・ラジオに出演している。現在はヤフーニュースのオーサ・公式コメンテーターとして、コメントやニュース記事を執筆中。消費者庁「若者の消費者被害の心理的要因からの分析に係る検討会」(2017年~18年)の委員も務めた。雑誌「ダカーポ」にて、悪徳商法に誘われたらついていく連載を担当。それをまとめた著書「キャッチセールス潜入ルポ~ついていったらこうなった」(彩図社)はフジテレビで番組化され、ゴールデン枠の特番で第8弾まで放送された。新刊11月予定「信じてみたら、ダマされる。~元統一教会信者だから書けたマインドコントロールの手口」(清談社清談社Publico)

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【著者】 多田文明 【月額】 ¥330/月(税込) 初月無料 【発行周期】 毎月 14日・28日

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