「シェール革命」を起こしたアメリカと違い、まだまだエネルギーを中東諸国からの輸入に頼っている日本。しかし、米国が中東への興味を失った今、シーレーンの制海権の問題など、我が国への影響はないのでしょうか? 無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者・北野幸伯さんが読者からのそんな質問に詳しく回答、さらに日本が今後取るべきエネルギー政策についても踏み込んだ意見を記しています。
日本は中東資源依存を減らすべきか?
読者のUさまから、こんなメールをいただきました。
アメリカが中東への関心を低下させた場合、日本のシーレーン確保が困難になると予想されますが、思い切って日本も中東から距離を取るという選択肢はないのでしょうか? エネルギーはアメリカのシェールとロシアに依存を切り替えて。
安全保障は南シナ海までに限って、マラッカ海峡から先は無視した方が、コストとリスクが安上がりな気がします。
そもそもアメリカが極東からも撤退したら話にもならないかも知れませんが、素人の思い付きですが、いつか記事内で教示していただけると幸いです。
ポイントは、この部分ですね。
アメリカが中東への関心を低下させた場合、日本のシーレーン確保が困難になると予想されますが、思い切って日本も中東から距離を取るという選択肢はないのでしょうか? エネルギーはアメリカのシェールとロシアに依存を切り替えて。
どうなのでしょうか?