今やすっかり定着した観のある「糖質制限ダイエット」ですが、そのノウハウは実に様々です。今回の無料メルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』では著者で現役精神科医のゆうきゆう先生が、自身が原作を担当し話題を集めている『マンガで分かる肉体改造』シリーズを参考にしながら減量中という読者から届いた「糖質制限ダイエットの悩みや疑問」に対し、ダイエット中の心理にも寄り添いながらレクチャーしています。
糖質制限でチートデイを作るべき ?
こんにちは!ゆうきゆうです!
さて最近、サイトからこんなお悩みをいただきました。
◆お悩み
ゆうき先生
いつもサイトや著書を楽しく拝見しております。さて、今更ながらゆうき先生の著書である、『マンガで分かる肉体改造、糖質制限編』及び『糖質制限&肉食主義編』を拝読いたしました。
今まで何度も食事制限のダイエットに失敗してきた私にとって、まさに目から鱗が落ちる内容であり、とても興味深く読ませていただきました。早速本の中で書かれている内容を実践したところ、102kgあった体重が見る見るうちに減っていき、一か月で92kg、すなわち10kgもの減量に成功しました。ベルトの穴も二つ縮み、効果の大きさに非常に驚いています。
また、料理の経験などほとんどなかったため、最初の内は「三食ゆで卵4個と、レモン果汁を入れたダイエットコーラ」といった壊滅的に偏ったメニューだったのですが、恐るべきことに3日で飽きてしまいました。
何とか続ける方法はないかとネットで情報を集めたところ、偉大な先人たちが作り上げた様々なレシピに出会うことができ、今では色々な肉料理のレパートリーが増えたり、ブランパンを自分で焼いたり、低糖質スイーツを自作したりと、料理の楽しさにも目覚めることができました。
ゆうき先生とクックパッドには感謝の言葉もありません。
ところが、1か月を過ぎたころから体重減少がピタッと止まり、92kg前後を小幅に行ったり来たりの反復横跳びが続いています。摂取している糖質の量は「一日60g以下、一食20g以下」を厳密に守っており、体重減少期とほとんど変わっておりません。
私の身長は168cmなので、現時点でも十分に肥満体型であり、皮下脂肪もたっぷりと残っているので、「理想の体型になった」とは到底考えられません。
ネットで調べたところ、「人体の恒常性により、急激に体重が減少すると生命の危機を感じ、一時的に体重減少しないようになる」「長い場合は一か月程度その状態が続く」などの情報があり、「この期間を脱出するにはあきらめずにダイエットを継続する以外方法はない」とも書かれていました。
ところが、友人から、「テレビで同様の糖質制限ダイエットを実験していた」「その実験では、体重減少が止まった時は一日だけいくらでも糖質を食べてもいい日(チートデイ)を作ることで、翌日からまた体重減少するようになった」という話を聞かされました。その後自分でも調べたところ、同様の主張をしているサイトも発見しました。
チートデイというテクニックには非常に惹かれるものがあるのですが、自分の場合は一度でも糖質の多い食事をすると、なし崩し的にまた糖質まみれになってしまいそうで、実践することにいささか不安も感じています。
現在、1か月半ほど体重減少しない期間が続いており、このまま糖質制限食を途切れることなく続けるべきか、それともチートデイを実践すべきか、非常に悩んでおります。
このような形で一方的にご質問して大変申し訳なく、またお忙しいところ非常に恐縮なのですが、ゆうき先生のご意見を教えていただけると、とてもうれしく思います。何卒よろしくお願い申し上げます。
末筆ではございますが、ゆうき先生の今後の執筆活動を心より楽しみに、応援申し上げております。