新しい年度が始まり子供たちも気分一新、なにかを決意し目標を立てるタイミングになりました。今回の無料メルマガ『親力で決まる子供の将来』では著者で漫画『ドラゴン桜』の指南役としても知られる親野智可等さんが、親子の間で話し合う夢や目標、そしてその達成に向けての具体的な進め方を紹介しています。
学年始めにやっておくこと
子どもたちにとって4月の新年度の始まりはお正月と並んで大きな節目だ。新学年で何をがんばるか、新しい決意をするのにこれほどふさわしい時はない。
この時期、子どもは子どもなりに新学年への希望を持っている。たとえ、それを口にしない子でも「今年こそ○○をやりたい」「いままでにない自分を出したい」と思っている。
前回、学年末と春休みの過ごし方について述べたが、子どもたちの成長を振り返って、褒めてやり、モチベーションが上がったときに、親子で新しい年の夢や目標を話し合ってみよう。
「去年は漢字ができなかったから、今年はがんばろう」ではモチベーションが上がらない。また、いきなり「夢や目標を言ってごらん」では子どもが構えてしまって、お説教された気持ちになってしまう。
これまでのがんばりを褒めて、楽しくおしゃべりするなかで、自然に夢や目標が形になっていくのが理想的だ。