自分なりに仕事の優先事項を設定しているつもりではあるのだけれど、どうにも効率が上がらないという方、それはそもそもの決め方が誤っているのかもしれません。今回のメルマガ『起業家・高岳史典の「情熱的にいまを生きる!」最新ビジネス事情から老いない習慣まで人生シゴト遊びココだけの話』ではライブドアの再建に尽力した経験を持ち、現在は港区と新宿区でラムチョップ専門店「ULTRA CHOP」を経営する高岳史典さんが、自身が実践しているという優先事項を決めるときの思考パターンを解説。さらにその際の「2つのコツ」をレクチャーしています。
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プライオリティ(優先事項)を決めるときの私の思考パターン
以前に人生の心掛けについて書いたことがあります。
- 刹那主義
- 一期一会
- 自利利他
- 理想主義
- 自己満足
こんな感じですね。我ながらなんだか面白い(笑)。
新年最初となる今号ではもう少し短いスパンの、毎日とか毎週とかで心掛けというかTipsみたいのものを。
こちらはシンプルに1つだけです。
「プライオリティ」。
日本語では「優先順位」と訳されるのが通常ですが、自分的には「優先事項」と言った方がしっくりきます。
日々を過ごす中でその日、その週、あるいはその月に成すべき「優先事項」を決める。
それってThings to Doじゃん!ってなるかも。
ちょっと違います。
Things to Doの書き出しや、その優先順位づけによく使われるフレームワークがこちら。
● アイゼンハワーマトリクス:To-Doリストの優先順位の付け方
画像: Asana Webサイト「アイゼンハワーマトリクス: To-Do リストの優先順位の付け方」より引用
アメリカ大統領だったアイゼンハワーさんが使っていたフレームワークだそうです。
使い方としては
- Things to Doを書き出す
- このフレームワーク上のマスに振り分ける
- 振り分けた先のアクションを実行
となります。
で、なるべく「重要かつ緊急ではない」マスに入るものを増やしてしっかりと予定しましょうと。
素晴らしい。
もしそのとおりできたら(笑)。
これ誰しもが一度は習ったことあるフレームワークだと思うのですがうまく使えてる人をほとんど見たことありません。
なぜそうなっちゃうかと言うと、
- 「重要かつ緊急」だらけになる
- 「重要でないかつ緊急」は「緊急」なことにかわりないから人に任せられない
- 「重要でないかつ緊急でない」からといって削除なんてできない(笑)
となって、肝心の「重要かつ緊急でない」ところにさっぱり行きつかないんですね。
自分の経験からしても(苦笑)。
ズバリ言って、使えないフレームワークは単なる絵に描いた餅です。
僕が使っているフレームワーク、というか優先事項を決めるときの思考パターンはこんな感じ。
ここでいう「熱」とは自分自身やチームメンバーのハートが揺さぶられるかです。
で、優先事項は上段の「重要で熱がある・熱がない」から決める。
つまり、燃えるかこなすかだと(笑)。
これだとかなり使えます。ぜひ試してみてください。
なんで使えるかというと、アイゼンハワーマトリクスがどうしても「緊急」に引っ張られてしまうのに対して、こちら「重要」を文字通り重要視できるからです。
まず重要かどうかを考えて
- 熱があれば存分に燃え上がり
- 熱がなければ大切な仕事と割り切ってこなす
ね、できそうでしょ?
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