もう迷わない!無理なく仕事のプライオリティ(優先事項)を決める2つのコツ

 

こちらを使って優先事項を決める場合のコツめいたことを2つ。

1.あまり沢山の優先事項を設定しない

日次で1つか2つ。

週次で3つから5つ。

月次でも3つから5つまで。

ってところです。足しあげたら数合わないじゃんと思うかもですが、日次、週次、月次では粒度が違うので。

例えば、

日次:店舗ごとの試算表を作る、etc.
週次:役所に届けを出す、etc.
月次:助成金を得る

みたいな。

月次の優先事項を達成するために幾つかの週次、日次の優先事項を成すということですね。

特に大切なのは日次です。

人は1日にそんなに多くのことはできません。

5つとか優先事項を立ててもまずできない。それでできなかったことにストレスを抱えるなんてナンセンスです。

今日はこの1つ(あるいは2つ)だけをなんとしてもやり切る。

それだけでも月に30-60個の重要な事項を成しているわけです。

月次に換算したら自然と3つから5つの大きな重要事項を達成しているかと。

ぜひ明日からでも毎日1つか2つ、優先事項を決めてみてください。

2.「思考」と「作業」を意識する

これは自分自身でもいまだに引っかかるトラップなのですが、優先事項あるいはThings to Doとかを決める際、どうしても「作業」だけに目が行きがちです。

例えば、今日はAを3時間、Bを3時間やろう!と決めた場合、そのAとBは「作業」になりがちです。「作業」の方が具体的で時間も読みやすいから。

でも、重要なことを成すためには大抵の場合、まずは「思考」する時間が必要です。

こいつをスキップすると優先事項が「作業」だらけになり、結果、思考が浅かったり、あるいは隙間時間で思考に追われたりで窮々となっていくわけです(1日に1つか2つしか優先事項を決めてないのになぜかいつも追われている感じがする場合は大抵このトラップに引っかかってます)。

僕の場合で言えば、例えばこのメルマガとか!

本メルマガは僕にとっても大切で、毎回とっても頑張ってます(笑)。

で、その過程としては

「思考(ネタだし&構成)」→「下書き(あらすじ)」→「清書(本稿)」

となるのですが、もうおわかりのとおり、「作業」である「下書き」&「清書」しか優先事項に入れていなくて、肝心の「思考」を飛ばしているといつまでたっても書き始められない(苦笑)。

なので、本来は「思考(ネタだし&構成)」だけに半日かけるとかしなきゃいけないんですね。

でも具体的な作業ではなく頭の中で主に起こることにそれほど時間を割きたくないし、そもそもどれくらい時間がかかるかもわからない。

これが「思考」が優先事項から漏れるトラップです。

ぜひ皆さんも「思考」と「作業」を意識して、それぞれを優先事項として扱ってみてください!

以上、今年から毎日使える「プライオリティ」についてでした!

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image by: Shutterstock.com

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img_150x150バブル末期の日本興業銀行、日本事業を飛躍させていたP&G、事件以降の混乱から再生へ向かうライブドア、そしていきなり飲食業界での起業。期せずして得た脈絡のないキャリアは、驚きと学びと挑戦の連続でした。今回はじめて、メルマガという形で「ここだけの話」を記していきます!

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