一生懸命努力したことを捨てるのは、とても難しいですよね。しかし、それをやれるかどうかがビジネスをするうえで重要になってくるそうです。今回、無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんは、一生懸命やったことの結果が出なかったときの対処について語っています。
大事なのは「一生懸命やること」よりも「一生懸命やったことを捨てられるかどうか」
今の仕事をしてから初めて気づいたことでもあるのですが、一生懸命やったことでも報われないことはいくらでもあります。
「夢も何もないこと言うなよ」と思われるでしょうが、これは事実です。
どれだけ懸命になってやったとしても、実を結ばないことなんて腐るほどあるのです。
僕は独立して自分で仕事を始めてから、こういう経験をたくさんしてきました。
会社にいるわけではないので、給料が支払われることもありませんから、何とか自分で稼ぐしかありません。
そのために必死になって、
「こういうサービスをしてみようか」
「こんなのはどうだろうか」
と考え、それを実現するために時間やお金もかけて、準備をする。
でもいざやってみると全然結果が出ず、取引先からも次の依頼ももらえず、それで終わってしまうみたいなことを何回もやってきました。
どれだけ頑張っても結果にならない、報われないことってこんなにあるのかと思ったのです。
ただ僕がここで言いたいのは、「だから一生懸命になっても仕方ない」という話ではありません。
大事なのは、それだけ一生懸命になってやってきたことを捨てられるかどうかです。
これができる人は本当に強い。
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