おうち居酒屋、開店!いつもの出汁&冷蔵庫の野菜でつくる「もつ煮」|キッチンにひと工夫

2025.10.12
roomie_251012_hina-1.jpg
 

料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。

今回は、「豚もつ」を使った料理をご紹介します。

もつを煮込んで、簡単おうち居酒屋風

このところ、秋風がひんやりしますね。

「何かあたたかいものをつくりたいなあ」とスーパーをのぞいたら、豚もつがお得だったので購入しました。

豚もつは低カロリーで栄養価が高く、ビタミンAや亜鉛、鉄分が豊富です。

また、疲労回復にいいとされるビタミンB群もたっぷり含まれているので、この季節の変わり目による“秋バテ”にも食べたい食材。

もつは下処理が面倒で、お店で食べるものと思われがちなのですが、意外と簡単でアレンジも利きますよ。

もつ煮

今回は冷蔵庫にキャベツがあったので、一緒に煮ることにしました。

鶏ガラスープの素を使いましたが、和風だしでもいいですよ。

<材料(4人分)>

・豚もつ(白もつ)…400gほど
・にんにく(すりおろす)…1片
・しょうが(すりおろす)…1かけ
・しょうゆ…大さじ2
・みりん、酒、砂糖…各大さじ1
・鶏がらスープ(顆粒)…大さじ1
・キャベツ…1/4個
・ニラ(あれば)…1/2束
・水…400cc

<つくり方>

1. もつは沸騰したたっぷりの湯で10分ほどゆで、水でよく洗う。

2. 鍋に水4とすりおろしたにんにくとしょうが、調味料をすべて入れて火にかけ、煮立たせる。

3. 沸騰した2にもつを入れて10分煮る。

3. ざく切りにしたキャベツを加え、しんなりするまで煮込んだらできあがり。

4. ニラがあれば、最後に加えてさっと火を通す。

5. 器に盛り、一味唐辛子をふる。

<ポイント>

もつを扱うときのポイントは「下ゆで」をすること。くさみが抑えられるので、手間でも必ずやってくださいね。

今回はキャベツとニラを使いましたが、もやしや人参を加えたりして具沢山にするのもあり。鍋の具材にしてもいいですね。

いただく途中でかぼすを絞ると爽やかで美味しかったですよ。

大根、にんじん、ごぼうなどの根菜と豆腐などを味噌で煮込むと、居酒屋などで食べるもつ煮込みに近づきます。たっぷりのねぎと合わせたいですね。

もつは下ゆでして冷凍しておくことも可能。

いろんなバリエーションが楽しめる食材でもありますから、ぜひこれからの季節に活用してみてください。

価格および在庫状況は表示された10月12日21時のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点で表示されている価格および在庫状況に関する情報が適用されます。
この記事のリンクを経由して製品を購入すると、アフィリエイト契約により編集部、制作者が一定割合の利益を得ます。

提供元:ROOMIE

print

  • おうち居酒屋、開店!いつもの出汁&冷蔵庫の野菜でつくる「もつ煮」|キッチンにひと工夫
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け