アスカの「あんたバカァ?」が浮かぶ、高市暴走とエヴァンゲリオンの類似点

Tokyo,-,May,2,2023:,The,Neon,Genesis,Evangelion,Display
 

3月8日に投開票された石川県知事選は、現職だった馳浩氏が敗れるという意外な結果に終わりました。そんななか、特に注目を集めたのが高市早苗首相の異例とも言える選挙応援です。今回の『きっこのメルマガ』では人気ブロガーのきっこさんが、石川知事選の一連の出来事の構図を人気アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』になぞらえて考察しています。

『すべては自民党のシナリオ通り』か? サナエゲリオンの暴走

3月8日(日)、任期満了に伴う石川県知事選で、自民党と日本維新の会が推薦した現職の馳浩氏(64)が、自民党出身の無所属新人で元金沢市長の山野之義氏(63)に敗れました。現職の馳浩氏は、能登半島地震の発生以来、後手後手の対策が続いて来ましたし、被災地のインフラ復旧が手つかずの状況で大阪万博に1000万円もの協力金を支出するという、被災者の神経を逆撫でするような政策も批判されて来ました。

そもそも馳氏は、自民党安倍派の裏金議員だっただけでなく、東京五輪の誘致では当時の安倍晋三首相の子分として、内閣機密費を1000万円以上も使って、1冊10万円もする「思い出アルバム」を作り、100人を超えるIOC委員にワイロとして配ったという前科もありました。

こうした背景の中、今回の選挙戦では常に劣勢が報じられて来た馳氏でしたが、最後の望みの綱が高市早苗首相の応援でした。いくら自分が蒔いた種とは言え、ここまで劣勢だと、2月の衆院選で裏金議員だらけの自民党を大勝に導いた高市首相にすがるしかなかったのです。そして、高市首相はと言えば、自民党時代に安倍派だった馳氏とは古くから親交があったため、応援の依頼を二つ返事で引き受けたのです。

しかし、現職の首相が知事選の応援に入るという異例の行動を強行したのにも関わらず、馳氏は負けてしまったのです。この一連の流れについて、翌3月9日(月)のTBSラジオ『森本毅郎 スタンバイ!』の月曜コメンテーター、時事通信社の山田惠資(けいすけ)氏は、次のように解説しました。

山田惠資氏「(高市首相の予定は)イスラエルがイランを攻撃した直後だったので、東京を出発するかどうかの連絡が入り、行かないという選択肢もあったのですが、結局は行ったと。もう少し言いますと、実は自民党の調査では馳さんのほうがずっと負けてたんです。で、高市さんが行くと、ひょっとしたら負ける選挙に行ってしまうことになるため、自民党の選対としては本音は行かせたくなかった。でも高市さんは『人気のある私が行けば勝つ』と、選対の助言を聞かずに行った。それなのに負けたんです」

この記事の著者・きっこさんのメルマガ

初月無料で読む

print
いま読まれてます

  • アスカの「あんたバカァ?」が浮かぶ、高市暴走とエヴァンゲリオンの類似点
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け