マネジメントは、役職に就いた人だけに求められるものではありません。一人でも部下や後輩を持てば、相手の成長を支えながらチームとして成果を生み出す役割が始まります。しかし、プレイヤーとして優秀だった人ほど、「人を動かす難しさ」に直面するケースは少なくありません。メルマガ『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】』の著者であり、経営コンサルタントで関東学園大学で教鞭も執る菊原さんが、チームをうまく機能させるリーダーに共通する実践的なマネジメントのポイントを紹介します。
知識やノウハウではなく「結果が出る習慣」を継承させよ
私はよくゴルフをしている。
そのメンバーの中には70歳を超えた方もいる。ゴルフがうまいし、人間的魅力もすごい。
それぞれ長いキャリアを積み「人生の酸いも甘いも知り尽くした」という人たちだ。
そういった人たちと話をすると「ある共通のテーマ」が話題に出ることが多い。
そのテーマというのが「今までやってきたことを残したい」ということ。
まずは財産。
子供や孫たちに残す。
・家や土地
・現金や株式
・代々受け継いできた持ち物
などなど。
こういった目に見える財産を残す。誰しも考えることだ。
そして、それ以上に大切なのは「形のない財産」を受け継ぐということ。
その一つが「いい習慣」を継承していくこと。こちらの方がはるかに重要だという。
家や土地は売れば終わり。株も暴落することがある。現金は使えばなくなる。
しかし、いい習慣は違う。
一度身についた習慣は「受け継いだ人の一生を支え続ける」といったかけがえのないものになる。
しかも受け継いだ人だけのものではない。
その人が別の人に伝えることもある。
いい習慣は、受け取った人がまた次の誰かに渡していく。
そういう意味で、習慣は財産よりもずっと汎用性が高い。
ずっと広く、世の中に影響を与え続ける。
これは素晴らしいことだ。
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