ビジネスメールは「大和言葉」を使うだけで格段にやわらかくなる

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ビジネスメールを打っているのに、ついつい使ってしまう「すみません」のひとこと。その言葉よりも、「ありがとうございます」と感謝を伝えたいものです。無料メルマガ『仕事美人のメール作法』の著者である神垣あゆみさんが、上手な感謝の伝え方を紹介しています。あなたのビジネスメールは、大丈夫ですか?

感謝の伝え方

1年を振り返り客先や社内でお世話になった方々に伝えたいのが「感謝の言葉」です。

感謝の言葉としてもっとも頻繁に使われるのが「ありがとうございます」です。「ありがとうございます」の前にひと言添えると、何に対しての感謝なのかが相手に具体的に伝わります。

例えば、

「いつもお心遣いいただき、ありがとうございます」

何かと自分のことを気にかけてくれている相手へ感謝の意を伝える時やお歳暮や気遣いの品を受け取ったときのお礼の言葉として用いたい一文です。

ポイントは「いつもを添えること。継続的な相手との関わりを際立たせる言葉です。

些細なことでも相手の行為や配慮に気づいたら

「ご丁寧にありがとうございます」
「ご親切にありがとうございます」

とひと言伝えるようにするのもいいですね。このような状況の時は、つい「すみませんを使ってしまいがちですが、「ありがとうございますを意識して使うことをお勧めします。

当メールマガジンで繰り返し述べていることですが、相手に悪いなという気持ちを伝える「すみませんより、“うれしい”という気持ちを伝える「ありがとうの方が相手の心に響くからです。

自分が言われてうれしいのは、どちらの言葉かを考えてみてください。

大したことはしていないつもりでも相手が喜んでくれていると思うと、自分もうれしくなるものです。

「ありがとうございます」は喜びを伝え、交換し合う言葉でもあるわけです。

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仕事美人のメール作法
著者/神垣あゆみ
広島を拠点に活動するフリーランスのライター。若手ビジネスマン向けにメールマナーの基本を解説した『メールは1分で返しなさい!』(フォレスト出版)など著作多数。
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