思い切って「やらない」という選択。優先順位の低い仕事は切り捨てよう

shutterstock_86656636
 

仕事をする上で「やったほうが良いこと」は無限にあります。すべてのことを同時にこなすのは無理ですが、時には「やらない」と決めて切り捨てることも大事。この「線引き」はどうやって決めればよいのでしょうか? 無料メルマガ『へなちょこ社長中松のだるだる日記』では、考えておきたい「優先順位の付け方」について紹介しています。 

やったほうが良いことは無限にあるからこそやらない

やったほうが良いことって細かいことまで含めると、それこそじつは無限にあります。例えば、うちの会社なんかを例にしても

・お客さんのサポート業務
・商品開発
・集客
・セールス
・既存の商品やサービス、サイトなどのパワーアップや調整
・その他、細かいことなど…
・メルマガやコピーライティング系

ざっとあげただけでもこのぐらいあるわけです。

どれも大事なことでありますし、やらないよりはやったほうが良いのは間違いないのですが、だからこそ、重要なのが、やったほうが良いことは無限にあるからこそ思い切ってやらないことも選択する、という考え方です。

例えば、どれもやったほうが良いことではあるのですが、「優先順位」をつけると、順位付けが可能です。

ほとんど利益が出ておらず規模も小さいサイトなども、てこ入れや調整などはしたほうが、しないよりは良いのは間違いないのですが、こういうのは優先順位としては低いわけです。

一方で、時間をかけて開発した商品やサービスのセールスやマーケティングなどは当然、時間やエネルギーをかけて取り組んだほうが良いですし、また、優先順位としても、先ほどの例よりは遥かに高いわけです。

同じ時間をかけても、前者の場合はせいぜい月数万円程度。後者の場合は数百万円とか数千万円レベルで違ってくる可能性も売るものによってはザラにあることです。

どちらもやったほうが良いことではあるのですが、だからこそ、優先順位をつけてやるべきことはやるべきですし、逆に、優先順位が低いものはやらないよりはやったほうがいいことであっても思い切ってやらないでもいいわけです。

では、「その線引きラインは何か?」と聞かれると人それぞれ答えは違うでしょうが、平たくいってしまうと「労働力キャパ)」です。

従業員が多かったり、あるいや1人1人のマンパワーが高い場合であれば、組織全体で見たときに抱えられる仕事量も多くなりますし、そうでない場合は少なくなるわけです。

※組織に限らず、個人でやっている場合も同様の考え方が可能です。

つまり、ここを見極めたうえで無限にあるやったほうが良いことの中から、特にやったほうが良いことをピックアップしてやり、そうでもないことは思い切ってやらないのが大事になってくるといえます。

一番マズイのがたくさんあれこれ手を出して一見するとやった気になっているのですが、じつは本当に重要な優先順位の高いことが出来ておらず優先順位の低いことばかりに時間を取られているケースですね。

これやると倒産まっしぐらです。

ちなみに、労働時間が少ない割りに高給取りの人たちは、今日話している内容が「極めて上手」なのが特徴です。

私自身も元々はやったほうが良いことなどには目がいってしまいがちなタイプなのですが、それをバッサリ(意識的に)切るようにしてからかなり時間に余裕がある生活を送れるようになりました。

まぁ、このあたりのさじ加減はどうぞご自由に、ですが1つの考え方として参考になれば幸いです。

image by: Shutterstock

print
いま読まれてます

 

『へなちょこ社長中松のだるだる日記』
アフィリエイトとインフォビジネスで、年商1~2億円規模の会社を経営する中松のまぐまぐ殿堂入り無料メルマガです。アマゾンランキング1位獲得「レバレッジでさらに増える!副収入が月16万円入ってくるしくみ」の著者。
≪登録はこちら≫

  • 思い切って「やらない」という選択。優先順位の低い仕事は切り捨てよう
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け