余ったお餅が大変身。板前が「まかない」に出す飽きない餅レシピ

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松の内も明け、平常運転モードに入った2017年ですが…、お餅、あまっていませんか? 「お正月にありとあらゆる食べ方をしてしまって、もうどうやって食べたらいいか分からない」なんていう方のために、無料メルマガ『おひとりさんが健幸的に食べるシンプル調理の和風レシピ!』の著者で現役板前のgatugatu佐藤さんが伝授してくださるのが、「焼き餅の熱々!しょうが餡かけ」。簡単ながらこれまでにない味が楽しめるレシピですよ。

焼き餅の熱々!しょうが餡かけ

gatugatu佐藤です。お正月は「お餅」、食べましたか? つきたての餅も旨いですし、お雑煮、焼いて食べても、やっぱり美味しいですよね。でも、ちょっと飽きていませんか? そこで、それら定番の餅料理に1つ加えて頂きたい「餅料理」があります。「焼き餅の熱々生姜餡かけ」。今年初めのズボラ料理。

焼いたお餅に熱々の餡をかける」。これだけ。ズボラで簡単ですが、あっさりで食べられて「味」は文句無く、美味しいと言えます。私のレシピを熟読してくれているあなたなら「餡」は簡単な調理法のひとつになっているはず……。鍋に割合の出し汁を合わせ、水溶き片栗粉でとろみをつける。で、トースターなどで焼いた「熱々焼餅き」に「熱々餡」をタップリとぶっかけます。これにおろし生姜を添えて、餡に餅をべっとり絡ませて餡だらけにして食べる。適度な甘味と薄口しょう油の塩気のあっさり餡なので、タップリ絡めてもしつこい味に感じません。生姜の効果でさらにあっさり。小腹が空いた時にもGOOD! 適量の「餅料理」です。

この料理、大阪にいた頃、お店で冷凍庫で眠っていた「お餅」を発見した時に考案しました。まかないで、アルバイトの男の子に食べさせたところ、彦馬呂さんの真似しながら、「みたらしだんごのあっさり味や~」といってました……。4年目に入ったブログのズボラレシピ、メモしておいてください!

レシピ

【材料】
お餅(大)……2個
クズ海苔……少々
おろししょうが……少々

《餡》(出し汁12:みりん1:薄口しょう油1)の割合
水……180cc
みりん……15cc(大さじ1杯)
薄口しょう油……15cc(大さじ1杯)
カツオ出汁の素……3本指で1つまみ(カツオ出し汁を使う場合は、水が出し汁に代わります)
水溶き片栗粉……10~12cc(片栗粉5g+水5~7cc)

 

1.餅は、トースターなどで軟らかくなるまで焼きます。

すこ~し焼色が付くとベスト。トースターで7~8分。

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2.餅を焼いている間に「餡」を作ります。

小ボウル水と片栗粉を混ぜ、「水溶き片栗粉」を作っておきます。鍋に「餡」の調味料を合わせ、強火にかけます。

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3.沸騰してきたら、中火にします。

水溶き片栗粉を再度よく混ぜます。玉じゃくしで出し汁を混ぜながら、水溶き片栗粉を少量ずつ加えていきます(全部入れる)。とろみが付いたら弱火にして1分間混ぜた後火を止めます。

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4.少し深さのある器に焼いた餅を盛って、餡をかけます。

おろししょうがをのせ、周りに海苔のクズを少し散らして完成です!

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餅に餡をタップリ絡めながら食べて下さい。是非! 作って味わって下さいね。

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