8月5日は今年2度目の土用丑の日。「うなぎも食べたいけど懐具合がなー」という方、ご安心ください。無料メルマガ『おひとりさんが健幸的に食べるシンプル調理の和風レシピ!』の著者で板前歴23年のベテラン・gatugatuさんが、老舗和食店直伝のタレが決め手、うなぎの蒲焼きそっくりのちくわの照り焼きレシピを伝授してくださいます。
平賀源内もアドバイスできない酒のアテ
gatugatuです。
TOPの料理の写真、なんとなく、うなぎの蒲焼に見えませんか?
2015年の土用の丑の日は7/24(金)と8/5(水)です。
土用の丑の日に、なぜうなぎを食うのか?
いろんな説がありますが、私が初めに教えてもらったのは、平賀源内さんが、商売の上手くいかないウナギ屋に相談され、「『本日、土用の丑の日』と書いて店頭に出せ」と、アドバイスしたところ大繁盛したことが由来だそうです。
昔から、夏バテしないよう、土用の丑の日には、精のつくものを食べる習慣があったようです。
土用の丑の日ということで「ウナギの蒲焼」をアテにビールを飲んだり、「うな丼」もいいのですが、私のオススメは、これ「超簡単! 酒のアテ ちくわの照り焼き」。
「ウナギの蒲焼」にみたてるためちくわを切って開いて、フライパンでササッと焼いて特製のタレでからめるだけの簡単な酒のアテです。
簡単ですが、「特製のタレ」は旨さの折り紙つき。
私が修行時代に大正創業の老舗和食店で伝授されたレシピの「照り焼きタレ」そのものです。
あなたにも簡単にできるようにちょいとアレンジしてます。
黄金の比率で作るので、スーパーに売ってるような、しつこい甘ったるさが無く、甘辛さのバランスが絶妙の「照り焼きのタレ」です。
このレシピ知りたいですか? では、先を読み進めてください!
【材料】
焼きちくわ(大)…1本
サラダ油…5cc
粉山椒…少々
【照り焼きタレ】
酒…10cc
みりん…10cc
濃口しょう油…8cc
砂糖…3g
照り焼きのタレは、「酒1.8:みりん1・8:濃口しょう油1.5+砂糖の割合で作れます、黄金の比率です。上記の調味料の量は、ちくわに合うようにちょいと変化させてます。
1.焼きちくわを縦半分に切ります。
2.半分をさらに2等分して、内側に切込みを入れます。
切り落とさないように表面だけに縦5、6本切り込みを入れます(開いて平らにするため)。
3.次にちくわを横向きにおいて表側(外側)に、細かく切り込みを入れます。
写真が、分かりにくいですが、表面に蛇腹の様な切り込みが入ってます。
4.ボウルに【照り焼きタレ】の調味料を合わせます。
よく混ぜます。
5.フライパンを熱して、サラダ油を入れます。
30秒後、ちくわを入れ焼きます。
6.ちくわの表面に焼目が付いたら、【照り焼きタレ】をぶち込みます。
タレがちくわにからまる様に、フライパンを回します。
7.【照り焼きタレ】がドロッとなったらすぐ火を止めます。
フライパンが激熱で一気にタレが煮詰まるようなら、すぐに火を止めてください。
8.ちくわを器に盛り付け、タレもかけて粉山椒をぶっかけたら完成です!
ちくわが1本あればできる、フライパンで焼いて、特製タレをからめるだけの超簡単! 酒のアテです。
特製!照り焼きタレのレシピは、永久保存しておいて下さい
本日の晩酌に作ってみて下さいね!
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