夏バテ防止に効果があると言われるカツオですが、「生臭くてちょっと…」という方も多いようです。そんな向きにご紹介したいのが、無料メルマガ『おひとりさんが健幸的に食べるシンプル調理の和風レシピ!』でベテラン板前のgatugatuさんが取り上げている「ミディアム・レアのカツオたたき」。フライパンで作れてしまうのでとっても簡単、もちろん美味、です。
ミディアム・レアのカツオたたき
gatugatuです。
「カツオの生臭みがどうも苦手…」というあなたにオススメの「カツオのたたき」を伝授します。
カツオは特有の生臭みがあり、これが気になって、「ほんとは、食べたいんだけど臭くて食えない」という方もいます。
鉄(てつ)臭いというか、噛むと出てくる魚の生臭さ。「そのために薬味、つま(刺身の付け合せ野菜)が付いている」といってもやっぱり気になります。
そこで、私がオススメする「カツオのたたき」があります。これ、かなり臭みが抑えられて食べやすいです。
炙って作るコゲ臭みのある「カツオのたたき」とは違い、ステーキの感覚で食べられます。刺身で食べる感覚ではないですね。
冷凍のクソ不味い「カツオたたき」でなく、生のカツオなので水っぽい味がしません。
これ、「皮付きの生のカツオ」から「たたき」を作っていきますが簡単にできます。それは、串を刺す手間のかかる直火で炙るのではなく、フライパンを使用するからです。
フライパンに油を多めに入れ、スライスしたにんにくも入れて皮をサッと焼きます。たたきを作るというよりステーキを作るような感じなので簡単です。
にんにくの香ばしさが付いた油で焼かれて、臭みが抑えられます。
本来、カツオのたたきは、炙った後、氷水で冷却しますが、フライパンで焼いた後、そのままにします。氷水を準備する手間もいりません。
余熱で火が通り、切って断面を見るとミディアムレアの状態になっていて、生の部分が少ないので臭みをあまり感じません。
少し温かいまま食うので、冷まして食べるより臭みを感じにくいです。
定番の「薬味」、「つま」に刻み大葉、ネギ、玉ねぎもしっかりつけるのでダメ押しの臭み消しになります。
これ、作ってすぐ食べましたが、にんにくの香ばしさを一番に感じるので、カツオ独特の生臭みは気になりませんでした。
ステーキのような「カツオたたき」のレシピを丸パクリしたい場合は、先を読み進めてください!
【材料】
生カツオ…1/4匹
玉ねぎ…50g
赤玉ねぎ…30g
大葉…中2枚
にんにく…1片
刻みネギ…少量
サラダ油…10cc
ポン酢…適量
1.玉ねぎ、赤玉ねぎは、薄いスライスにします。
2.ザル、ボウルに入れ2回すすいでから、流水に5分さらします。
その後、水気を切ります。
3.大葉は半分切って重ね細く刻みます。
ザルにいれ、サッと洗って水気をきっておきます。
4.にんにくは、2mm厚くらいにスライスします。
5.カツオを焼きます。
キッチンペーパーを敷いた皿を用意しておきます。フライパンにサラダ油とスライスにんにくを入れ、強火で熱します。
6.にんにくに少~しキツネ色が付いたら、カツオの皮側を下にして、強火で40秒焼きます。
7.反対側も同じように焼きます。
8.すぐに取り出しキッチンペーパーにのせ、油分を吸い取ります。
氷水で冷したりません、熱いままです。
9.カツオをまな板にのせ、8mm厚くらいに切ります。
包丁の刃元を皮に当て、手前に引きながら切り進め、刃先で切り終えるようにします。1回で切り終えない時は、再度刃元から切り進めます。
10.しっかり水気をきった(2)を器に広げて敷きます。
11.切ったカツオを2列に盛り、焼いたにんにく、刻みネギをぶちまけます。
上に刻み大葉をフワッと盛って完成です! ポン酢に付けながら食って下さい。
「生のカツオ」から作る「たたき」ですが、フライパンでササッと焼くだけなので簡単です。
臭みの感じない、そして「旨い」「カツオのたたき」を作って、食ってください!
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