「お釈迦になる」「お陀仏」。意外と多い、仏教にまつわる日本語

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キリスト教徒でもないのにクリスマスを祝い、結婚式は教会で。そんなことが当たり前となった今でも、私たちは会話や文章の中で「仏教に関わる言葉」を使っています。今回の無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』では、日常生活に浸透しているそんな言葉の数々を、「由来」とともに紹介しています。

お釈迦様でも気づくまい

行事ではクリスマスの方が人気がありますが、ことわざ・故事成語では、やはり仏教の有利。仏教に関わる言葉は、日常生活に浸透しています。

たとえば、「お釈迦になる」という言い回しはどうでしょう? 何か物を作っていて失敗した時に言う言葉です。あるいは、ひどく壊してしまって使えなくしたときにも言います。

昔から、「変な言い方だなぁ」と思っていました。なぜ、失敗作や壊れたものに「お釈迦様」をつけるのか…。こんな時には国語辞典を引いてみましょう。

一説に、鋳物業者の間で、阿弥陀像を作ろうとして釈迦像を作ってしまった失敗から言い習わされるようになったという(『大辞林』第三版・三省堂)。「一説に」なので、「これが由来だ」と断定されたわけではありませんが、なかなか面白い話です。

作りたかったのは阿弥陀様なので、お釈迦様になったのでは失敗だというようです。お釈迦様になったのを失敗だと言われるようになるとは、お釈迦様でも気づかないでしょう…。

そう「お釈迦様でも気づくまい」もありますね。江戸っ子弁で「お釈迦様でも気づくめぇ」という言い方で聞くことが多いように思います。お釈迦様のような、先の先まで見通すような方でも気づかない…つまりは、誰も知らない気づかない、ということです。だいたい、悪巧みをしている連中が使っているように思います。

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